ショッキングなニュースを受け止める時、人は動揺してしまいます。
動揺しないのは、よほど悟って受け入れ態勢の整った人でしょう。
筆者も昨年がん宣告を受けて、
動揺しました。
初めは「まあ、人は死ぬから、自分はがんで死ぬんだな」みたいな
了解です的に受け止めたのですが、
噛み締めて、じわじわ染み込んでくると感情が溢れかえりました。
それはきっと最近辛いニュースがあなたやあなたの身の回りに起こっていたなら
共感していただけるのではないかと思います。
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ニュースを受けて人は大きく2パターンに分かれると思うのです。
- 受け入れて改善するように行動する
- (受け入れられないので)自暴自棄に走る
筆者の母は体調が良くなく、最近ドクターから芳しくないニュースをもらったようです。
常に健康管理には厳しめの彼女にとってこのニュースはとても辛かったと思います。
「いつもちゃんと厳しく管理してるのに」状況が好転しなかったので彼女は辛いような気がしてたまりません。
いつも頑張り屋さんの彼女はおそらく「頑張りが足りなかった」と自分を責めている様子。
もうちょっと緩く生きても良いんじゃないか、と思ってしまいます。
一方で、ばなな君の親父も体調が悪く、
筆者が日本に飛び立つ3日前に大変なことになってしまったのです。
普段から会っているわけではなかったけれど、
彼の状態が尋常ではないのは一目瞭然。
トルコらしく家族が続々と集結、ご近所さんもやってきて様子を伺っていました。
処方している薬が副反応を起こしたのか、顔が3倍は腫れ上がっていました。
食べていないのに一生懸命何かを吐き出そうとしているけれど
何も出てきません。
みんな何もできず、ただただ救急隊員が来るのを待っているだけ。
それでも気を取り直してチャイと茶菓子はいただけるトルコ人たち。
聞くところによると、ばなな君の親父は
体調改善のために何もしなかったよう。
大昔に「自分が死んでもみんな3日間悲しんでそれからは忘れちまうのさ」と
マンガのセリフみたいなことを言っていた彼。
その重みのせいか、人はいつか死ぬという考えからか、
好き勝手生活していたよう。
それが祟って、今回強めの治療と処方箋をもらって、それに副反応が起こった、
そんな状況だったみたいです。
自暴自棄、自己責任という厳しい四字熟語が脳裏を走りました。
自分はどっちに転ぶんだろう?
昨年のがん検診から始まり、
初期の初期で発見、速攻全摘出したからラッキーだったと思うのですが、
もう安心、盤石、ではないのはわかっています。
とはいえ、普段ほとんど考えないので
健康管理バッチリとは言えません。
近々ごねて先延ばしにしてもらった健診がやってきます。
えらいもんが見つからないことを祈っているのです。
もし転移していたら、
自己責任。
しゃーないです。
その後、筆者の母のように改善に注力するのか、
ばなな君の親父のようにどうせ死ぬから好き勝手するのか、
想像がつきません。
どっちも人間らしくて良いと思います。
終わりに
もうすぐ冬至。
一年で最も昼が短い日です。
誰かが、「冬至って結構人が死ぬ」って言っていました。
不吉な日です。
けれど冬至を過ぎれば昼がどんどん長くなるだけ。
寒さは増すけれど、筆者の妄想はすでにTシャツ短パンの夏までぶっ飛んでいるのです。
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