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つらい時。こうして立ち直りました。

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誰しもつらい時はあります。

筆者もありました。

記事下のプロフィールにも記しているのですが、
2022年に緊急帰国した時、
いや、そのちょっと前から
そんなに悪いことしたっけ?と自問してしまうくらい
つらいことの連続でした。

父ロデニを亡くし、ばなな君との長期にわたるゴタゴタ、
トルコでのビザが出ない、そしてがんの発見。

とはいえ、がんの発見の時
あの時ビザ出なくてよかった、と思うのです。

そうでもないと日本に帰ろうなんて
思いもしなかったからです。

人間誰しも思い通りにしたいと思っている

みんな大なり小なり
物事を思い通りにしたいと思っていると
思うのです。

その欲が満たされないと
ぎゃーっとなるんだと思います。

それは赤ちゃんがお腹すいたから泣くことから
我々大人が信号待ちでイライラすることまで、

思い通りになってないから文句を言う、
筆者はそう考えるのです。

2年前筆者はばなな君とのゴタゴタをどうにかしたい、
ビザが出て欲しい、健康でいることの証明が欲しい、と
たくさんの欲を抱えていました。

なぜ?と何度問いかけたかわかりません。

自分の力でなんとかなるものじゃない

筆者に関しては、
そんな悶々とした悩み達は

自分の力だけでなんとかなるものじゃない、
少なくともその時は。

ここに辿り着きました。

筆者がいくらパワースポットに行っても、
開運アクションをしても
お金が舞い込んでくるわけないし、
がんが消えてなくなったりもしません。

だからお医者に診てもらったし、
自堕落なりにちまちま働いて収入を得ているのです。

だから

自分のできることをやるしかない

今できることは何か?と考えるようになりました。

結局は行動のみ、それも違うこと

引きこもっていると
現状打破はムヅカシイ。

とはいえ、外に出たくない、出るお金がない、
いろいろあると思います。

一昔前、誘われたらなるだけOKしろ、という
自己啓発が流行って、
筆者も誘われたら余程のことがない限りOKしています。

自分にスケジュールがすでに入っていたら
調整できるかどうかちょっと頑張ってみます。

いつも楽しいお誘いとは限らない

お誘いに乗っても結果楽しくなかったこともあります。

それでいいのです。

次からはそのお誘いを断ればいいだけ。

逆もあって、
気乗りしないお誘いがめちゃ楽しかった、もあり。

本当にYou never knowなんです。

壮大な変化じゃなくていい

つらい時本能のせいか
冒険しなくなると思うのです。

いつものあれ、いつものこれと
なっちゃうのは仕方ないこと。

筆者は毎食同じ物を食べても平気なので
そこまで苦痛ではないのですが、
ここからちょっとずつ変えました。

2022年に出会ったブラックサンダーの味を冒険してみたり、

今まで食べなかった和菓子に手を出したり。

人間繰り返してると慣れてくるので
冒険の度合いが上がってくるんです。

一個しか買わなかったブラックサンダーを袋で買ったり、
ちょっと高級なきな粉を使ってる和菓子屋さんで
おはぎを買ったり。

自分が今できることをやって

できた

という欲求を満たしてあげたら
自然とポジティブになって、
お仕事にもやる気が出てくるようになったのです。

もちろん自分でなんとかならない問題は解決できていない

だって、

自分でなんとかならないんだもん。
どうせいいうん?

これが本音です。

どうにもならない事にクヨクヨ悩みましたが
悩んでも仕方ないという結論に達したのです。

忘れることはできませんが
わざわざ考えることをしなくなりました。

もちろん問題解決のために
自分ができることはしとこう、と思っています。

これで納得がいったのです。

そうするとですね、

不思議なことに

問題解決の糸口が見つかるんですね。

そんな時は神様に感謝しときました。
そして、やっといてよかった、と
自分にご褒美です。

先週晴れて婚姻届と離婚届を同時に出して、
来週あたり新しい戸籍謄本が取れそうです。

正義の女神と天秤
婚姻届と離婚届を出す時前記事でなぜマルマラ海峡で叫んだか、理由をお伝えします。...

病院に英語での紹介状も頼みました。

3月に令和6年度の確定申告を済ませ、
転出届をしてしまえば
おそらくトルコに飛べるはずです。

終わりに

問題が大きければ大きいほど
今自分にできることが見えなくなってしまうのです。

でも、小さなことでもいいので

できた

を積み重ねると
じんわりと解決する方向に向かえる、
そう考えるのです。

そしてその「できた」が次第に
「やりたい」になった時、
筆者の中で活力が生まれました。

この2年を通じて、欲って大事だな、と
感じました。

よもや自分の欲が逆境からの脱却になるとは…

ま、それでいいのです。

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ABOUT ME
ロデニの娘
広島県出身。1996年日本脱出、在米期間20余年に終止符を打ちトルコへ引っ越す。2022年1月に緊急帰国、同年7月末にトルコへ戻るが2ヶ月後9月末に再度日本へ舞い戻り。2023年年明けに子宮卵巣全摘手術を受ける。気がつけば人生半分以上海外で生活してきた昭和からアップデートできていない人。水瓶座のA型。スープと麺類大好き。

POSTED COMMENT

  1. まむし より:

    ロデニの娘さんのポジティブさにはいつも脱帽です。わしも日本に帰国して人間ドックで胃カメラを飲んだときお医者さんに「ひどい胃潰瘍ができてたようですが、もう治ってますよ。治り具合からして1年前くらいでしょう。」と言われました。今考えたら胃潰瘍くらいで済んでよかったと思うほど心身ともにダメージを受けてたわし。守るものがあって逃げるしかなかったけど、それでよかったと思ってます。3月からの新境地楽しみですね!陰ながら応援しています。
    ちなみに守るべき対象であるちびっこは今日で39.5度の熱4日目、わしも眠れない日が続きますがまあそれもいつぞやのつらい時を考えればどうっちゅうこたあないのです。経験は人を強くするのだとしみじみ感じます。

    • ロデニの娘 より:

      ちびっこ、お大事に。4日も高熱が続くとしんどいなぁ。

      後になれば笑い話になる、って知り合いが言ってました。
      確かに話のネタにはなるかも。
      でも渦中にいる時って、もうあかーんになるよね。

      まだまだ問題が多くて安心安泰ではないけれど、
      おそらくそんな日は来ない、そう思うのです。
      だからできそうな時にできることに注力することに決めました。

      まむしさんもご自愛ください。

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