青いエーゲ海に浮かぶ、かの古代ギリシャの数学者、哲学者のピタゴラスの出生地サモス島をご紹介します。
エーゲ海はどこ?
エーゲ海はトルコ西部、ギリシャ東部でサンドイッチになっている海域です。ギリシャ神話の舞台になっているこの海は、昔日本でも憧れのハネムーンスポットでした。
アクセスはまずギリシャの首都アテネもしくはトルコのイズミルに行きます。
ギリシャからサモス島へ直行のフェリーがないようなので別の島を巡りながらアクセスすることができますが、かなり時間がかかる様子です。サモス島はトルコ寄りなのでトルコからのアクセスの方が簡単かと思います。
トルコからはまずイズミル(İzmir)に降り立った後、クシャダス(Kuşadası)に向かいます。イズミルの空港からバス(Havaş)が出ているのでそこからクシャダス行きに乗りましょう。クシャダスのオトガル(otogar/バスターミナル)で降りて港に向かいます。
港からサモス島に行くフェリーが出ています。フェリーの出発の時間は朝早いので前日からクシャダス入りすることをお勧めします。
昨今ではネットで旅行代理店などでチケット予約ができるようですが筆者は現地(クシャダス)の港の近くに位置するMeander Travelさんに前日に行って全部やってもらいました。事務所が2階なので上を向いて探しましょう。
Meander Travel https://meandertravel.com
Camikebir Mah. Mahmut Esat Bozkurt Cad. Turistik Site No:14/B
Kuşadası 09400 Türkiye
Phone: +90 (256) 612 88 88
出国手続きを済ませてフェリーに乗り込み、出発です。
見どころ
日本ではあまり知られていない観光地ですが、ヘラ神殿やピタゴリオンといった世界遺産もあります。現地にまつわる考古学博物館も中心街にあり、見どころは島ながらたくさんありますよ。
夏季限定ですが、考古学博物館を含むサモス島の名所を巡るローカルバスも出ています。歩いて回ることも可能ではあると思いますがかなりの道のりになるでしょう。筆者はシーズンギリギリ前に訪れたのでバスもなく、レンタル自転車もまだやっていませんでした(5月初旬)。
ですから歩ける範囲で散策することにしました。
トルコにいたので景色がいきなりヨーロッパになった気がしました。建築もオシャレで青い空に映える白い壁の街並みが美しいです。
サモス島に訪れる前に筆者はトルコで死ぬほど遺跡を見て少々遺跡疲れ。そんな中の休憩にはとても丁度よく、ゆっくりと流れる時間を楽しむことができました。Gyroを食べた後、サモス島まで来たのにこれだけは嫌だな、と思い、そんなにお腹が空いているわけでもないのにレストランに入ります。
グリルされた焼き魚は塩がぱらぱらっとかかっているだけ。そこにレモンを絞っていただきます。全て素材の味が楽しめるとても美味しく、ヘルシーなお料理でした。歩いて疲れた乾いた喉を潤してくれたビールも冷えてて絶品。もちろんオーシャンヴューを満喫しながらです。
海沿いに並ぶレストラン達からどこを選べばいいか?ガイドブックに載っているところでも良いと思いますが筆者はレストランから流れてくる匂いと客層に注目します。ローカルが多いと大抵は当たりです。
終わりに
筆者のように全工程を徒歩で回るなら日帰りコースで十分かなと思います。ギリシャはお酒が安いので皆さんたくさんお買い物をしていました。
エーゲ海に浮かぶサモス島へぜひ足を運んでみてください。(パスポートと現金(ユーロ)をお忘れなく!!)