鳥羽の芭新萃のお部屋の凄さに
おののいた筆者とくるみ母。
早速会議です。
このステイを十二分に効率よく味わうには
どのルートがいいか?
大浴場でお伊勢参拝で疲れた脚を
ぐーっと伸ばしたい、
でもあのお部屋の露天風呂も満喫したい。
悩みました。
芭新萃 -はなしんすい-
〠517-0026
三重県鳥羽市石鏡町187
℡(0599)32-6100(代)
予約専用フリーダイヤル
0120-26-8741
温泉旅館なら何度風呂に入ってもいい
芭新萃さんのお湯は青山高原の東麓にある猪の倉温泉
ph9.7アルカリ性のお湯は
皮膚代謝を高めて肌を生まれ変わらせる効果が期待できる
「美人の湯」と呼ばれています。
脱衣場は小さめですが
総客室が25なら問題ないでしょう。
アマゾン族の一家が宿泊したら混雑が予想されます。
大浴場には中央噴水から温泉が湧き出る
円形の浴槽、
お賽銭を入れる必要はありません。
もう一つ大きな内湯があって、
露天風呂は1つ。
壮大なサイズではありませんが、
なんせ客数が限定されているので
烏の行水にはならないでしょう。
やっぱ露天風呂は最高です。
どばどば流れ落ちる温水は少々熱めでしたが、
お湯の温度はちょうど良かったです。
大浴場には備え付けのシャンプー、コンディショナー、
ボディシャンプーはもちろん、
椿油シャンプーやしっとりタイプなど、
各種取り揃えてあります。
スキンケアの方も
雪肌精の化粧水と乳液があるので
気にしなければ持参しなくても
全然大丈夫です。
海外移住をして1番寂しいのは
湯船に浸かる機会が少ないこと。
自宅に日本のような優秀な風呂桶があるのは
よほどのお風呂好きと言えるでしょう。
風情のある露天風呂に癒された後は
お食事です。
伊勢えびと松坂牛とたくさんの食べ物
ひとっぷろ浴びたあと
広々快適な和室でまだ興奮していると
お電話が鳴って、食事の準備ができたと。
通されて着席したテーブルには
小鉢という小鉢が並んでいて、すごい。
美味しそうです。
高リピ率のハギのお造り
芭新萃のホームページにもあるのですが、
秋から冬にかけていただける
ハギのお造りがここの名物の一つです。
筆者たちのお造りにはハギとカツオ、ハギの肝が
美しく盛り付けられていました。
新鮮なので普通に美味しいです。
知らなかったのですが、
三重県もカツオが名産の一つらしいです。
高知県だけじゃないんですね。
ハギの肝、苦手な人がいるかもしれませんが、
ちょっとでもいいので試してみてください。
筆者もあまり得意ではない食材ですが、
これは美味しかった
新鮮で美味い!
海藻も美味しい!
季節感のある前菜たちも大満足です。
前菜の左側のタコとウニの塩辛風が
くるみ母のお気に入りでした。
生でもいける伊勢えびのしゃぶしゃぶと松坂牛
頭と尻尾を鍋に入れてお出汁をとり、
そこでしゃぶしゃぶをしていただく伊勢えび。
おさしみで食べた方が味わえるかも
しゃぶしゃぶに入れるネギが非常にいい感じに
シャキシャキで、
写真がない。
もう腹一杯、
何度言ったことでしょう。
けれど食べ続けます。
松坂牛も柔らかく、粗塩でいただきます。
こういう温泉特有の火鉢って火力弱いじゃないですか。
正直肉が固くなるから勿体無いな、と
心の中で思っていましたが、
柔らかくて普通に美味しかったです。
霜降りなのにそんなに重くなく
胃もたれもしません。
2枚だからかな?
あれは火をつけたら野菜の上に肉を置いて
石板をしっかりあっためてから
肉を焼くとよかったかもしれません。
次はそうしよう。
そうこうしていると
箸休めだろうと思われる冷製の根菜の煮物と
かぼちゃクリームのパイ包み焼きがやってきました。
これ美味しい。
かぼちゃクリームが全然重たくない。
中の具材もごろごろ大振りで食べ応えあり。
これも写真がないけれど、イメージはポットパイです。
旅館のご飯の謎
旅館のご飯ってどうしてあんなに量が多いの?
そしてどうして食べられるの?
それから出てきたカキフライ、
小盛りで頼んだご飯とお漬物(キャベツが美味しかった)
抹茶牛乳プリン。
食べた
プリンは別の席からも聞こえたのですが、
別腹
北海道牛乳で作られたプリンは
ババロアみたいな食感。
抹茶の下には1cmほどの生クリーム、そしてプリン。
最高に〆った。
実は途中、
サービスでぶりのどでかいお刺身が来たり、
もうこれで満腹にならないなら
あなたは力士。
さらに深まる謎
恐ろしいことに翌朝
お腹が空いているんです。
とはいえ、
次の日早朝6時に起床しました。
眠い目でお部屋の露天風呂を目指します。
前日食事が終わった後、
運動がてらまたお風呂に行って
髪を洗ったり、わちゃわちゃ。
そして最後のお部屋の露天風呂。
これに入らずしてチェックアウトは許されない。
生まれて初めてです、
起きてすぐ風呂入ったの。
ぼーっとするかな?と思ったのですが、
外の寒さで一気に目が覚めました。
循環していたお湯はナイスな温度で、
とっても気持ちよかったです。
眠くて辛いですが、
夜よりも朝もしくは夕方の方が
絶景が愛でれるのでオススメです。
パッキングも身支度もして朝食に行くと、
昨日の晩ほどではないとはいえ
ものすごい品数、そして釜がある。
削りたての鰹節といただく
TKG(卵の黄身はちょっと漬になっています)は
TKG嫌いな筆者の思い込みをぶち破りました。
漁師汁も上品な魚な風味でとっても美味。
恐ろしくもご飯お代わりしました。
謎じゃ。
終わりに
お部屋もお食事も大満足でした。
リピート率が高いお宿、と知って
納得。
小さなお子様連れの家族がいましたが、
こんな広い空間なので
小さな人たちのはしゃぎが苦手な人も
そんなに気にならないと思います。
館内で別の宿泊客とすれ違うことはほぼなく、
本当に満室なんだろうか?とも
疑ったりしてみたけれど、
ダイニングでは総部屋数を同じくらいの組が
わいわい食べ物を食らっていましたし、
大浴場も程よく人もいました。
筆者たちは鳥羽水族館に挑むため
翌朝9時の送迎でここを後にしました。
朝の送迎は9時と10時が選べます。
ガチガチなラグジュアリーでない、
ちょっぴりアットホーム感のある優しい時間が
筆者とくるみ母を癒してくれました。
筆者たちの宿泊には
みえ旅クーポンも入っていて、
4000ポイントももらえました。
筆者たちは知らなくて、
芭新萃さんがチェックインの時に
くれたんです。
このポイントでここでのドリンクはもちろん、
夫婦岩横丁のお土産屋さんだったり、
伊勢シーパラダイスの入場料としても使えます。
1ポイント1円です。
筆者はこの言葉が大っ嫌いなのですが、
すごくコスパいいです。
素敵なお宿ってちょっと教えたくないですけれど、
もし伊勢・鳥羽へ旅行するなら
芭新萃(はなしんすい)さんはオススメです。
一つ文句を言うなら、
漢字が読めん。
もひとつ言うなら朝コーヒー欲しい
芭新萃 -はなしんすい-
〠517-0026
三重県鳥羽市石鏡町187
℡(0599)32-6100(代)
予約専用フリーダイヤル
0120-26-8741