筆者が気付いたペットの名前の傾向についてお話ししたいと思います。ちょっとした雑学やクイズもあるのでお楽しみください。
容姿から
見た目、主に色から連想される名前をつける傾向はどこでも一緒です。例えば、白かったら「しろ」「ゆき」ちゃんといったところです。わかりやすくて覚えやすいですね。クルミ母のところのクルミちゃんも胡桃色だからでしょうか、茶色の素敵なうさぎです。昨日会った白いポメラニアンも「ゆきちゃん」でした。知り合いのチワワは「Chika(スペイン語で小さい女の子)」、日本の「ちび」と名付けるのと同じです。
普通に人間の名前
結構人間の名前をそのままつけます。統計によるとアメリカで犬につける人気ナンバーワンは「マックス」ですが、筆者はマックスという犬に会ったことはありません。日本で言うところの「ポチ」に当たるような名前です。筆者の知っているところでは「サマンサ」「ジョン」など。
「ポチ」という名前の背景には、諸説あるのですが、英語のpooch(プーチ、犬という意味)やpatch(パッチ、まだらという意味)、フランス語のpetit(プチ、小さいという意味)を日本人が聞き間違えて「ポチ」が誕生したためです。明治以降文明開花が進んだ当時、入ってくる西洋文化を真似て見た目とは違う名前をつけたのは流行ったのでしょう。文明開花以前までは「シロ」「クロ」「ブチ」が主流だったそうです。
クイズの時間です
大昔お世話になった先生が退職された後、ダックスフンドに「セバスチャン」と名付けました。M先生は嬉しそうにどうしてこの名前にしたか分かるか?と聞くので、こりゃ色々考えたんだな、と内心クスッと笑ってしまいました。答えは記事の最後にご紹介します。ヒントはM先生は音楽の先生でした。
うちの娘マヤはというと
正直悩みました。マヤを迎えた時、どう見てもぶりぶりむちむちの樹木希林氏だったのでGoogleで検索してみたら、ブルドッグにつける名前ランキング(英語)みたいなのがありまして、ナンバーワンは「Bella(イタリア語で美しいという意味)」だそうです。いわゆるブスかわいい子に綺麗な名前をつけるというやつです。それをばなな君に提案すると、一回OKが出たのですが、
言いにくい(覚えにくい)
Teşekkür ederim(テシェキュレデリム、トルコ語でありがとう)の方がよっぽどむずいわ!
今は亡きうさぎのまいちゃんの妹になるマヤなのでMのつく名前にしようというのでマヤとなったわけですが、絶対呼び間違えるから別のにしようという意見は却下され、マヤ誕生。めちゃめちゃ呼び間違えました。
こういう親いますよね、子供の名前の初めの音を同じにするやつ、そして呼び間違えるやつ、うちもそうです。
終わりに
予防接種などでお世話になっている獣医さんのところにももう3頭マヤが登録されていたので、ぶっ飛んだ名前ではないようです。Mayaはトルコ語でパンを膨らませるベーキングパウダーのことで、そんな名前つけていかがなもんかと心配していましたが、みんなマヤマヤマヤマヤ呼んでくれますし、今はマヤ以外考えれないといった感じです。たまに北島マヤにもなるのでその演技力で紫の薔薇の人を筆者に連れてこいと彼女が寝ている時ひそひそ言い聞かせて擦り込んでいます。
クイズの答え
M先生のセバスチャンの由来は、「セ」→背「バス」→音楽ではバスは低音を司るので低いということ「チャン」→〇〇ちゃんのちゃん。「背が低い」ちゃんの「セバスチャン」でした。ダックスフンドのセバスチャン、お利口さんでした。ヨハン・セバスチャン・バッハからかな?という筆者の予想は大外れでありました。