外にいるとたまに話題になるのが人間ドックです。日本に一時帰国する時やる事リストTOP5にランクインすると思います。やはり人間誰しも歳を重ねるわけで、筆者も例外ではありません。身体にガタが来てきますし、早期発見に越したことはありませんよね。
これでも在米中は健康には気をつけていました。周りもそんな人が多かったし、健康こそ資産、的な考えには筆者も賛成です。健康に暮らすとお金がかかると人は言いますが、いや、患った方がもっとかかりますって(特にアメリカでは)。
ゆうてもそんなプランアメリカでするのめっさお金かかるんですけど…とスルーしていましたが、2022年とうとう筆者もデビューしました。
県がどうやら「健康診断に毛が生えた様なもん」(姉談)を提供、推奨しているようで、そんな通知がうちにも届きました。
よし、やったろうやないけ。
4年間トルコで完全放置していた健康状態にチェックが入ります。
ここはSF映画のセット…?
今回お世話になったのは中区広瀬北町にある広島県環境保健協会健康クリニックさんです。
クリニックに着くと前もって準備しておいた問診票やらなんやらを提出してチェックイン。更衣室に行ってガウンに着替えます。柔らかいトーンのペパーミントグリーンのガウン。デフォルトでMサイズがロッカーに入っていました。よかった、入った。
待合のサロンに入ってひぇーーーー、未来すぎ!(Too futuristic!!) 川を眺める側はガラス張りで風景が楽しめるオープン感と曲線がモチーフのソファたち、もちろん色はペパーミントグリーンです。BGMはクラシックで、みーんな同じガウンを着てそれぞれの順番を待っていらっしゃいます。
こういうシーンSF映画で見た…
BGMの大切さ
筆者初の胃カメラの時間がやって参りました。待合の場所には今までのゲストのアンケートに答えた回答がチャートになって、いかにここの胃カメラが辛くないかというアピールをしています。
ご存知でした?鼻からも入れれるオプションがあるの。
あの「おえっ」ていうReflexがないというけれど想像するだけでツーンとくるので筆者はスタンダードコース、口からにしました。薬や注射などで部分麻酔をしたり胃の動きを緩めたりと準備をしてくれる看護師さんはとても感じがよかったです。
確かに入れるときは辛かったですが、看護師さんが常に声をかけてくれてたり背中をさすってくれていたりと、よかったです。カメラの動きをあまり感じたくなかったのでBGMに意識を傾けると、
稲村ジェーン?
インストゥルメンタルバージョンとはいえ、胃カメラとサザンを組み合わせた斬新さ。ちょっぴり哀しくなるサビに少し走馬灯がよぎりました(死んでないよ)。
結果が届く
一緒に検診を受けた阿修羅はもう結果を受け取っているのに筆者のはなかなか届きません。新規だから?そうこうすると阿修羅とは1週間遅れで届きました。開けてみると、
要精密検査
やばい。不健康だった様です。
Best Timing
日本の医療システムがとんと分からない筆者は姉に相談した後クリニックに戻って説明を受けました。診断に会っていただいた先生はとても親切に説明してくださって、筆者も「なるほど、わかりました」と納得。どうやらこちらからの紹介状を持って大きな病院で精密検査を受けることになりました。病院の選び方もきちんと理論立てて教えてくれたこの先生、優秀です。ぱりっとした感はなかったものの好感持てました。
しかし、その先生と姉のおすすめの病院は異なりました。
悩む所ですが一体験者のレビューより餅は餅屋、業界人の意見に一票。予約の段取りも全部していただいてクリニックを去ります。
その日の夜、筆者が出会うであろう大きな病院の先生が新聞に出ていたのを発見。ご縁を感じずにはいられません。このタイミングでこれが発覚し、さらにこの先生に診ていただく(と思われる)。現実を突きつけられて一回沈んだものの、なんだか新しい小判がチャリンと音を鳴らした気がしたのでした。
まとめ
「健康診断に毛が生えた様な」とは思いませんでしたが。現実を知り、ある意味仕切り直しができた良いきっかけになったと思います。皆さん、本当に健康は資産です。