天皇皇后の長女愛子様も伊勢神宮を参拝されて、
ますます三重県がアツい最近、
伊勢神宮参拝きっぷとまわりゃんせの違いを説明してくれ、という
リクエストがありました。
ざっくりとした違いを説明しますが、
どちらがいいかは
使う人の目的と、出発地点に関係してきます。
2024年4月1日から伊勢神宮参拝きっぷの料金が変わりました（下の表は改訂済み）。
| 伊勢神宮参拝きっぷ | まわりゃんせ | |
|---|---|---|
| 料金 | 関西発(大阪難波･京都･近鉄奈良などから) おとな(中学生以上)7,400円 小児(小学生)3,700円 東海発(近鉄名古屋〜近鉄蟹江から) おとな(中学生以上)6,600円 小児(小学生)3,300円 | ［特急券あり］ おとな(中学生以上) 11,000円 小児(小学生) 6,000円 ［特急券なし］ おとな(中学生以上) 8,600円 小児(小学生) 4,900円 |
| 利用期間 | 乗車開始日から3日間有効 | 乗車開始日から4日間有効 ※年間通してやっていないので利用期間のチェックが必要 |
| 内容ハイライト | ・行き帰り往復の特急券＋三重交通バス乗り放題 ・パールシャトル１回分 ・レンタカー割引 | ・行き帰り近鉄線の移動＋現地のバス・船乗り放題 ・22の観光施設に入場可能 ・パスポートを見せるともらえる特典 |
伊勢志摩・鳥羽周遊を思い切り満喫するならまわりゃんせ
伊勢・鳥羽を周遊するには欠かせないスーパーパスポート
まわりゃんせで22の観光施設に入場が可能になります。
22全部行かないと元が取れないわけではありません。
1番高い入場料はパルケ・エスパーニャの大人5700円、
人気の鳥羽水族館の入場料は2700円など。
そんな所行きません、の人は
伊勢神宮参拝きっぷで十分だと思います。
実際筆者は伊勢神宮参拝きっぷプラス鳥羽水族館でも
まわりゃんせよりも安く収まりました。
出発地点はどこですか？
基本出発駅は関西・東海方面
あなたの出発駅によっても少し縛りがあるかもしれません。
伊勢神宮参拝きっぷは関西・東海エリア出発なら
理にかなうのですが、
関西・東海より伊勢に近いエリアから出発は
使えません。
そしてもう特急込み。
下の地図のピンクか緑の出発駅が条件です。
まわりゃんせには特急あり・なしオプションがあるので
出発駅に基づいて選んでください。
下の地図がまわりゃんせ出発駅を記したもの。
青のラインのどこかから出発が条件です。
注意点
窓口に行って買った方がいい
伊勢神宮参拝きっぷにしろ、まわりゃんせ特急ありにしろ、
出発日の前日までに特急券の発券が必要となるので
もしグループで伊勢参拝をするのなら
オンラインで特急の指定席を決めるのは少し難。
最寄りの近鉄の窓口もしくは大手旅行代理店に行くのがいいと思います。
全ての大手旅行代理店で取り扱う商品ではないので
もし旅行代理店に行くのなら前もって聞いておくと
時間の無駄にならないでしょう。
まわりゃんせの特急なしはデジタルでも買えますし、
楽天でもじゃらんでも予約が可能です。
じゃらんでまわりゃんせ（特急なし）を買う 
情報をアップデートしました。
しまかぜは別料金
伊勢神宮参拝きっぷでもまわりゃんせでも
観光特急しまかぜやデラックスカー乗車は別途料金がかかります。
こういうのも全部苦しまずにやるなら
窓口に行くのが1番です。
日数が違う
伊勢神宮参拝きっぷの有効期間は3日間、
まわりゃんせは4日間です。
地元のバス・船の対象が違う
伊勢人参拝きっぷで地元の三重交通バスは乗れますが
伊勢・鳥羽を周遊するCANバスは一部区間対象外。
主なICカードは使えます。
まわりゃんせだとCANバスはもちろん
船も乗れます。
終わりに
伊勢で何をするかとあなたの出発駅によって
どちらがあなたのプランに最適だったでしょうか？
楽しい旅になりますように！
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