CULTURE

「いつもの」がないから冒険した時|でも乗客員・CA全員が絶対焦るフライトは健在だった

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トルコに戻ってきました。

今回は関西国際空港からの出発。
今までは羽田空港からのイスタンブール直行便を利用していたのですが
一回ロスト・バゲージを喰らってからは
トルコ航空のお客さんになりました。

2023年12月から関空・イスタンブール便が再開して、
広島からはこちらの方が便利かもと思い、
新幹線料金とスーツケースの宅配料金を加味して計算。

お得だった。

関西空港は久しぶりの利用。
まさにロスト・バゲージを喰らって以来です。

コロナ禍も開けて人々が旅行を再開したせいか
世界の玄関口とも言われるイスタンブール行きは
満席でした。

トルコ航空の機内食

定番メニューのköfte

トルコ航空に乗ったことがある人はおそらくご存知でしょうが、
トルコ航空の国際便で出される機内食に
Turkish meatballというのがあります。

トルコ語でいうところのköfte(キョフテ)、
ハンバーガーのパテのミニバージョンといったら
イメージしやすいかと。

地域によっては石井のおべんとくんミートボールの形とサイズ、
ちょっと小判型、円形筒型とさまざま、
トルコ料理の定番中の定番です。

定番メニューはstapleと表現します。ホッチキスの芯stapleです。
ホッチキスはstaplerと言います。

いきなり中東になる味

おそらくラム肉と牛肉の合い挽きを使っているので
かなりにおうキョフテ。
トルコ料理は世界三大料理と言われていますが、
味付けは至ってシンプル。

素材の風味を活かしているからです。

でもそれはあくまで現地の新鮮な食材を使って、が、
前提であるべきで、
機内食にそれを求めては泣いてしまいます。

人によってはめちゃめちゃラミー(lamby)なキョフテですが、
筆者は好きです。

「いつもの」がない

Japan仕様の機内食

「いつもの」は英語でregularと表します。常連客もregular customerと言います。

トルコ航空は乗客の国際度が高いのでか
機内食のメニューが手渡されます。
CAさんがいちいち説明しなくていいようにと
開発されたものだろうと思うのですが、
手渡されるとなんだか嬉しいです。

2つ折りのパンフレットみたいなメニュを開くと、

キョフテがない

定番のキョフテがない!

あったのがチキンのビネガー風味
おそらく黒酢風味、と
カレーと野菜

機内でカレー出す?

におう!

いろんな人が乗るから激辛カレーじゃないのは確か、
気になったのでカレーにしました。

わくわくしながらアルミホイルを開けると、

カレー味のピラフだった、
それもちょっとお粗末な味。

チキンにすればよかったと後悔。

リベンジの朝食のメニューはオムレツとうどん

機内食のオムレツってかなり不味いので
うどんにしました。

冷やしかな?とも思ったのですが
アルミホイルが被せてあったので温らしい。

開けると、
細麺のうどんに味付けされた野菜が乗っかっていて、
それを絡めて食え、と。

茹ですぎで、もさもさに絡まった麺は嫌いじゃないけれど
これはあまりいい出来ではありませんでした。

美味しかったのは出されたロールパンかも。

トルコ航空の機内食は普通に美味しかったのに、
とても残念でありました。

すいません、写真撮ってません、また。

国内線は「いつも通り」だった

イスタンブール・イズミル間の国内線

1時間15分のフライト

2021年年末に滞在ビザの申請が却下されて以来
イミグレでめちゃ緊張してしまう筆者、
今回はピッカピカの新しいパスポートで挑戦です。

パスポートコントロールのチェックポイントは
ガラガラで、
ブースの中でお兄さんたちが喋り上げていました。

パスポートと国内線のチケットを見せると
普通に写真撮られておしまいでした。
よかった、止められんかった。

今回筆者はマジでボケていて、
飛んだのがラマダン明けの祝日初日、
こちらの機内も満席でにぎにぎ。

ラマダン明けの祝日は砂糖祭りとも呼ばれ、
子供達に飴やチョコレートを振る舞うのがならわしです。
ハロウィンみたいに子供がドアと叩いて
キャンディーをもらいにまわります。

トルコ航空のいいところは
乗客を前と後ろ両方から乗せること。
席番号によって乗客も効率よく着席することを
心得ています。

乗客・CAともに焦るフライトNo. 1

出発は常にオンタイム

時間にちょうどぴったりのことをon timeと言います

何度も乗っているイスタンブール・イズミル間ですが、
遅れたことはありません。

乗客、CAさん皆さんテキパキと動きます。

今回は砂糖祭り初日とあって
テイクオフした後にチョコレートが振舞われました。
おもてなし度がいつもハンパないトルコ航空です。

チョコレート一つでみんながハッピーになって
また乗ろうって思うんだもん。

どんな時間の便でも必ずスナックがある

この区間は絶対にスナックが出されます。
国内線の機内食は有料が普通になってしまっているのに
トルコ航空は違います。

それも立派に一食になりうるサイズのサンドイッチ。
しかも美味い。

でも、
食べ始めたらすぐ絶対にキャプテンのアナウンスが入って

着陸するよー、って

機内がピリつく

CAも、乗客も時間内に食べ終わって飲み終わって
ゴミも回収して、
その間おそらく7分。

ほんっとに焦ります。

終わりに

関空・イスタンブール便は想定外ばかりでしたが
イスタンブール・イズミル間は

いつも通りだった

ほっとして、
ああ、戻ってきたんだな、と
エーゲ海の青空を見上げたのでした。

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ABOUT ME
ロデニの娘
広島県出身。1996年日本脱出、在米期間20余年に終止符を打ちトルコへ引っ越す。2022年1月に緊急帰国、同年7月末にトルコへ戻るが2ヶ月後9月末に再度日本へ舞い戻り。2023年年明けに子宮卵巣全摘手術を受ける。気がつけば人生半分以上海外で生活してきた昭和からアップデートできていない人。水瓶座のA型。スープと麺類大好き。

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