完全に日本の湿度を侮っていたロデニの娘です。この湿度と気温のコンビネーションで日本人は我慢強くなったとしか考えられません。一言に、unbearableです。
そんな蒸し蒸しを吹っ飛ばすような「わりと」からっとした日にふと2011年にリリースされたKelly Clarksonの大ヒットを聞いて思ったことを綴りたいと思います。
負の力
タイトルはドイツの哲学者ニーチェの名言を英語訳されたもので、原文はもっとゴツいドイツ語だろうと思います。直訳は「あなたを殺さないものはあなたを強くする」転じて苦労があなたを強くするとか、まじ辛いことを乗り越えた先には自身の成長があるとか、闇を彷徨ったことのある人には刺さるのではないでしょうか。
ことKelly Clarksonの歌に関してはさんざんなダメ男からの失恋をバネによみがえる一人の女性を描いたものなんですが、恋愛とは本当に不思議なものできゃぴーんのラブな時もこんチキショーの負の時も方向は違えどなんらかの成長をもたらすのです。愛の力は偉大です。
要は経験か?
誰しも苦労や失敗はしたくはありませんが100%回避は人生において不可能です。が、失敗から学び人は強くなるのかもしれません。実際このニーチェの名言を科学的に調査して実証したという論文を発見しました。やっぱりNorthwestern Universityでした。この学校結構面白い研究してます。で、それによると早い時期に仕事で失敗、もしくは転落した人ほど将来伸びる、とのこと。朗報です。失敗から学び、いわゆる「勝ち」への道の選別が早期から培われ、挫折を経験しそこから這い上がれる人がゆくゆくは将来大きく飛躍する、と書いてありました。集英社ジャンプ部の座右の銘はきっとこれで、著名な書道家による掛け軸かかけられているかと推測します。長すぎるから漢文化してあるかもしれません。
終わりに
Resiliencyは誰でもあると思うのです。鬼滅の炭治郎のように超人にならなくてもいいのです。ゆっくりと立ち上がればいいのです。Kelly Clarksonの歌のようにいつか凛と立って前に進めるようになるんです。