歳を重ねるにつれてなかなか我慢がしづらくなってきています。筆者は我慢と争いは好きではないのですぐ音を上げる人間ですが、今一つ我慢をしています。ここでは我慢についてお話ししたいと思います。
歯を食いしばる
食べたい、飲みたい、言いたい、やりたいなどの欲求を抑え込むと歯を食いしばります。文字通り体内から沸き起こるすごいエネルギーを口から出ないようにグッと封じる、という感覚です。非常に顎が疲れます。
そのことをつい考えてしまう
これも人間の性です。するなと言われたらしたくなる、せずにはいられないという天邪鬼精神は多かれ少なかれ誰しも持っているのではないでしょうか。ここでdisciplineの見せ所です。
何かをして気を紛らわす
考えないように別のことをして意識の意向を図ります。ただ、方向を間違えると封じ込めた欲求が増長します。
欲求の膨張率off the chartに達し、爆発
食べるな→ドカ食い、言うな→大口論と発展してしまうわけです。皆さんも一つ二つは経験がおありだと思います。故に筆者は後の大爆発を回避するために我慢をしないのです。
しかし
誰かと我慢大会をしているとここにライバル意識的闘争心が加わるので引けない人にはなかなかどうして厳しい状況になります。きっとここでこの闘争心がいい感じのドライブになって我慢を貫き通すパワーになるんでしょうね。だからダイエットは誰かと一緒にやると成功しやすいと言われています。闘争心もあるでしょうが道連れ的な、かつ相手がやるから辞められない同調圧力も働いていると思うのです。
でも筆者は勝たなくてもいいんです。我慢するより負ける方が良いのです。
が、今は我慢をしています。
これに対してばなな君は少し困惑している様子です。筆者がすぐ音を上げる弱虫というのを知っているからです。今筆者を嘘発見器にかけたら針がぶゎ〜っと揺れ動くでしょう。けれど彼はそんな機械を持っていないから大丈夫です。筆者は奥歯をしっかり噛み締めておけばいいだけです。
大好きなStingの「Shape of My Heart」を聴きながらポーカーフェイスで強ばった顔の筋肉をほぐすのでした。