こんにちは、ロデニの娘です。
長い間筆者に常に寄り添ってくれていた坐骨神経痛君ですが、たまにghostしてくれてうれしかったのですが、完全にあの世に行ってくれないので、成仏させてあげるためにプロの手を借りることにしました。
発端は、トルコへの13時間のフライトの準備から始まりました。13時間座りっぱなしは健康でも辛いですがそこにさらに坐骨神経痛君が同伴してくれていると、それはなかなか耐え難いフライトになるのは必至です。
前回日本への入国の際は例の「日本人しか入国できない」というよく分からない政府の水際対策が施行されていたのでフライトはガラガラ、筆者のみならず皆さん空いている席を存分に使って寝てました。(深夜便なので余計に眠れます)
ヘッドスパから始まって
渡航前少し小綺麗にして行った方が良い気がしたので毛染め屋さんに行きました。そこでヘッドスパをしてもらったら筆者のスパモードにスイッチが入ってしまったのです。頭だけ軽くなってしまい、どうせならとことん残りもほぐしてもらおうとトライしたのがメディセルトリートメントです。
メディセルとは
昨今フィットネス業界でトレンド化している「筋膜リリース」というのを聞いたことがある方も多いと思います。個人でできる筋膜リリースは部位に圧力を加えてマッサージをしてほぐしていくという方法ですが、メディセルは逆を行きます。吸引機で皮膚を持ち上げて筋膜をほぐしていくというやり方で、雑に言うと皮膚を持ち上げて筋膜の癒着を引き剥がしてやる、といった感じです。
筆者が行ったお店さんにわかりやすい説明がありました。
どこか固まっていたら可動域が狭くなって痛みを生じるのも納得です。筋膜がほぐされると血流が良くなり痛みの緩和、代謝の改善など良いことだらけ、詳しくはメディセルで検索してみてそちらをご参照ください。
施術中
感じの良いお姉さんが色々説明してくれながら施術してくれたのですが、
激痛です
全身隈なくつねられている感覚が50分続きました。よくダイエット系YouTubeチャンネルで、「ぷにぷに」つまんで痩せようとかあるじゃないですか。あれはメディセルと比べたら茶番劇です。
リフティング(吸引)セッティングを一番弱いやつにしてもらったにもかかわらず、ものすごく痛くて、逆に筋肉の緊張を促しているのでは?とも怪しんだりもしてしまいました。
と言う言葉は、申し訳ないのですが、ただの気休めにしかならず、早く終わってくれ〜と願うばかりでした。
筆者の皮膚下で何が起こっていたかは想像がつきません。力まなければ痛くないのでは?と深呼吸に注力しましたが痛みの度合いはまるで変わりませんでした。背中をやってもらっている時、
いや、ぜんぜん
かなり大声で即答してしまったことに筆者の正直な性格が出てしまいました。本当に痛くて、これは拷問でした。
施術後
疲れました
しかし足の軽さにびっくりです。痛みを超えた後には何かある、あのニーチェの名言を思い出します。筆者はとてもむくみやすい体質で、大昔鹿児島で砂蒸し風呂を体験した時45分蒸された後友人がびっくりするほど浮腫が抜けていました。今回もそれとほぼ同じくらいの効果でした。ビフォーアフターの採寸はしなかったので数値は提示できないのですが、この荒療治、効き目あります。
終わりに
あれから坐骨神経痛君は姿を現しません。あの吸引マシーンに吸い込まれてしまったのでしょうか?ともかくお盆前に供養ができて良かったです。
戻ってくんな。