自分ではそうでもないと思っていたけれど、たまに、
そう言われれば新しい環境に馴染むのに時間がかかるのは認めます。
1996年にもらった小判
1996年筆者と友人は今か今かと出発日をカウントダウンしていました。アメリカ西海岸への海外留学です。当時は結構みんなサクサク行ってました。
この旅の以前に一度訪れたことのある国アメリカ合衆国。楽しかったし、英米語科も無事卒業、いろんな夢と期待を胸に抱いていた若かりし頃です。その留学の準備のお世話をしてくれたエージェンシーの社長さんがくれた言葉は筆者が新しいことに取り組む時にいつもよぎります。
いつも救われている、筆者の中の大事な小判の一つです。
現地で語学学校に通い始めた時、ドミトリーでルームメイトと対面した時、初めてバスやBARTに乗った時、いつもこの小判を心の中で握りしめていました。
小判なしでもできる人
きっとそんな人もいるんじゃないかと思います。恐れを知らず「Yippee!」と立ち向かえる人。羨ましいです。いったい彼らのビジョンはどこにあるんだ…?習うより慣れろ系なんでしょうね、きっと。
歳を重ねるにつれこの石橋を叩いて渡る癖が如実に出る毎日です。昔は「Youはパラシュートの確認もせずにスカイダイビングをするような人間だ」とダビに何度も言われたのが嘘のようです。そんな向こう見ずじゃないと思っていたのはどうやら本人だけのようでした。いつも社長からもらった小判をぎゅっとしていただけ。ある意味彼の表現は間違っていないかもしれません。
清水の舞台から飛び降りる様な心地ですから。目つむってJUMP!
多分同胞と出会う
モーニングルーティンのウォーキング中、同胞と出会いました。川に向かう前の住宅街で出くわした白鷺です。筆者に驚いたのか脇にある溝から飛び立って、
電線に止まったんです。
ネッシー激写のような画像ですがiPhone7なので我慢してください。水かきがあるので雀のように足がカールできないのに電線に留まっています。心なしか水かきが丸まっているのがご覧いただけるでしょうか?無理か。
彼らも電線いけるんだ…。
帰ってネットで検索するとやはり水鳥が電線に留まることは水かきもあって非常にレアなケースだそうです。
あの子も初めはうまく留まれずぐらついたりしたに違いありません。でも必死の思いで電線に着地して、ちょっと感電もしたかもしれませんが何回かした後、
いける
って体感して実績を重ねていったんだろうと筆者は考えるのでした。あれは場数を踏んだ堂々たる留まり様でしたから。
まとめ
「初めは屁っ放り腰でもいい」、の後はきっと「いいから続けろ」が続いたかどうかは記憶にないのですが、白鷺を見てあの小判を思い出した朝でした。