英会話を始めたばかりでとりあえず知っている単語で意思疎通をしている人は文法を知らないだけです。ここでは英会話初心者の人でも無理なくセンテンスを作ることができるようになる絶対抑えたいポイントを紹介します。
まずは、「わたし/ぼく/俺/うち/自分」
日本語は特に主語を言わない言語の一つです。気づいていないかも知れませんが、強調しない限り主語を省略して日本語は進行していきます。けれど英語は違います。必ず主語(誰々は何何をする、の「誰々は」に当たる部分)を言います。
英会話を始めたばかりは大抵自分のことを話すと思います。ですから、「I」から始めましょう。これすっ飛ばす人結構います。
- I am from Japan. (私は日本人です。)
- I like coffee. (俺コーヒー好き。)
現場でよく耳にするのが年齢をいう時「×× years old」という答え方。これではセンテンスとして成り立っていませんが、「I’m ×× years old.」と言うと立派にセンテンスとして成り立ちます。
なんだよ、そんなこと知ってる、と思われるかもしれませんがこの時点でちゃんと自分を訓練していないといつまで経っても主語を忘れて話す癖がついてしまうのできちっと抑えておくことが大事です。
現場で自己紹介をお願いする時、なぜか必ず含まれるのが年齢です。きっとアジアなカルチャーなんだろうと思いました(トルコ人も言うのでアジアという括りにしました)。聞きもしないのに年齢を言うなんて、と初めは疑問に思っていたのですが、ある人に「数字が英語で言えるからじゃない?」と教えてもらってなんとなく納得しています。そうなんですか?
次の出番はアクション(動詞)
Iを言ったら自分が何をするのか言えばセンテンスの出来上がりです。
- I sleep. (寝ます。)
- I walk. (歩きます。)
- I look. (見ます。)
誰が何をするか、を真っ先に伝えるのが英語の基本原則なのです。それができたら単語を加えてセンテンスを盛っていきます。
- I sleep at eleven. (11時に寝ます。)
- I walk to the station. (駅へ向かって歩きます。)
- I look at the sign. (標識を見ます。)
ほれ、立派なセンテンスができました。
終わりに
いかがだったでしょうか?
文法と聞くと苦手意識を持つ人が多いのですが、組み立て方と置き換えれば少しはマシでしょうか?けれど組み立て方を知っていれば単語を入れ替えていけばおおよそはOKなのです。
今回は基本的な英語の組み立て方を紹介しました。これで次からの英会話の場でセンテンスをバンバン作れるようになると思います。そしてもっともっと楽しくなってくるでしょう。
頑張ってください、応援しています。