映画から学ぶことは意外とたくさんあります。言語を学んでいる人だったらその言語を学べるでしょうし、背景にある衣食住の文化も学べます。ちょっとした歴史ものだったら歴史も学べるし、アクションだったらやたら最新のテクノロジーや科学的なことを非現実的状況下でまことしやかに語ってくれます。今回は筆者が映画から学んだ知恵を姪っ子ぴよぴよに授けたお話をご紹介します。
新社会人
今年度から社会人になったぴよぴよ。実家から出てひとり暮らしも始めて本当に巣立ってしまいました(しょっちゅう実家を訪問するらしいですけど)。彼女はなかなかの異質で、我が家から絶対出ないであろうと思った公務員第一号、おまけに理系。高校生の時一人で筆者を訪ねにアメリカまできたすごい人です。一人娘なのですがプリンセスでもなく、ゆるーっとしつつもしっかりした素敵な人物になりました。
ある週末姉家族と一緒に旅行に行った時
車の中でぴよぴよは社会人となった様子を語ってくれました。職場のみなさんはぴよぴよにとてもよくしてくれているようなので、人徳じゃのぉ、と筆者は満足しながら話を聞いていました。
あかんでしょ
でもぴよぴよの行動には彼女なりの根拠があるのも理解できました。「自分だったらここに座りたい。だって前だし、足も伸ばせるし、窓もあって見えやすい。上司に座っていただくならここしかない」だと推測します。なかなかのホスピタリティではありませんか。けれど彼女に一社会人として成功してもらうためにも教育してあげなければいけません。
「オバマにジュース開けてーとか、ナビ入れてーとか」と運転していた姉夫の秀悦な具体例のおかげでぴよぴよも納得がいったはず。もう二度と同じ間違いを繰り返さないことでしょう。
※後でぴよぴよのお父さんはちゃんとしたセイフティに関わる理由を説明していました。