お盆も過ぎ、みなさまいかがお過ごしでしょうか?筆者のいる場所は日中35度越えするものの、朝方は涼しい通り超えて肌寒い時期にさしかかって来ているようです。
今回は桃缶がいかに素晴らしいか検証できたのでそのことを綴りたいと思います。
調子崩して死んでました
毎朝6時半から7時ごろマヤを散歩に出すのですが、先ほど言ったように、肌寒いんです。寒!って言いながら散歩して帰ってくる頃には汗だく、という厄介さですが毎朝定時にお誘いが来るので仕方がありません。
そんな中、ばなな君が休みを取ったので行けなかった海に行こうということになりました。前回海に行った時、クソ暑過ぎて二人とも気分が悪くなってしまったけれどその日は天気予報によると最高気温33度だったので多分大丈夫だろうと。
向かったビーチは人も少なく、海風も吹き、水もそこまで冷たくなく、最高のコンディションでした。そこでだらだら、ビール飲んで、話して、マヤを水に連れて行って泳ぐ練習をさせたり、とても楽しいひと時を過ごしていたんです。
けれど、筆者のお腹の調子が芳しくなく、なんかころころいうなーってような雰囲気で、けれどトイレに駆け込むわけでもなく、そんな状態が朝から続いていました。一緒に食べたとうもろこしに当たった様子でもないようで、なんだろ?と考えていたのですが、あまり思い当たる節はありません。そうこうしていると、風が強くなって、カイトサーフィンをしている人を発見。わー、すごいねー、って見てました。大きめのカイトを使っていたし結構速く滑っていたので風が強かったんだろうと見受けました。
日没あたり、
筆者が日本に住みたくない理由の一つは蚊です。トルコも多いですが日本ほどではない気がします。筆者はよく噛まれる蚊に好かれるタイプらしく、そこらじゅう噛まれてしまうので蚊のいそうなところは極力避けたいのです。
その時の状況を例えるなら冗談抜きで蜂の巣をつついたように血に飢えた蚊という蚊が私たちを襲ってきたのです。気が狂いました。ばなな君は「落ち着け!」と筆者を諌めましたが蚊は落ち着いていようと気狂いのように払い落として暴れまわろうと関係なく襲って来ます。長い長い15分後、憤る思いをやっとの思いで押さえ込んで迎えのタクシーに乗り込むことができたのでした。(家に帰って見たら痩せ我慢してクールに携帯をいじっていた奴が一番刺されてました)
お前がだらだらビール飲みよーるけーじゃ!

家に帰ってから
お腹の調子の良くない筆者は全然お腹が空いていませんが健康なばなな君はお腹が空いています。なのでテイクアウトを取ることにしました。羊の頭をかち割ったその中身を炭火で焼いたの食おうという提案に筆者はあまり賛成できませんでしたがサイドにピデというボートの形をしたトルコのピザをつけるという条件で合意。マッシュルームトッピングに乗っけろと彼が電話をしている横で筆者は叫びます。
しかし、筆者はトイレとリビングを往復し続けます。決定的に痛いわけでもなく、ころころするお腹。あかん、寒気もするし、寝るといって筆者は彼をほっぽって寝ちゃいました。
翌日
まじお腹に激痛です。何か食べたり飲んだりしたくなかったけれども無理矢理口にしておいたものは全て5分後にトイレに流れて行きました。風に当たり過ぎて風邪ひいたか?とも思ったけれど腹痛のみです。立ち上がると全てが下に下がってトイレに流されていくので痛みがない時は横になっていました。とはいうものの痛みは容赦無く襲ってきます。そんな時大昔アメリカで見たstand-upコメディを思い出しのです。
ふた昔前のメキシコ
アメリカ西海岸にいるとメキシコにバケーションというのは結構あるあるで、ハワイより近いし安いのです。今は違うと思いますが、ふた昔前のメキシコはあまり公共衛生が整ってなく、メキシコに行くと必ずお腹を壊す、というのが通例でした。気をつけてペットボトルの水しか飲まないようにしていてもサラダを食べたらお終いです。生野菜を洗った水でやられてしまうからです。氷も入れるなと徹底した人もいました。
そのコメディアンもメキシコにバケーションに行って、痛い目に会った時の話を面白おかしく話していたんですね。その時言っていた「oh, I get this chil(例の悪寒が来るのさ)」あの悪寒、来たんです筆者にも。「and it never ends, I’m like, “still? again?” (終わらないんだ、え?また?みたいな)」あの人も苦しんだんだな、と同情しちゃいましたが、笑いのネタにしてお金稼げたらから羨ましい限りです。

やっと本題に入ります
さて本題の桃缶ですが、筆者その日38度5分まで熱が出てしまったのです。朝から何も食べていなかったので空腹に解熱剤を飲みたくなかったものですからなんかないかと冷蔵庫を見るとこの前買った桃があったので、いい感じに熟れた桃をかじったのです。小ぶりだったのですが半分も食べれませんでした。が、残りをまな板に投げて布団に戻ること5分、少し体が楽に感じ始めたのです。熱を測り直すとなんと37度7分まで下がってるではありませんか!この即効性には驚きました。
その前に今食べたいものはなんぞやと自問し、なんかコーラ飲みたいと思ったので重い体を引きずって最寄りのマーケットにコーラを買いに行きました。田舎ではよくあるのですが、冷蔵庫に電源入れてないので冷たいお飲み物をさっと購入する事がたまに困難なことがあります。それでもとりあえず買って、熱くはない暖かいコーラを一口いただきました。
これが飲みたかった…(これも違う味わいで良かったのですが多分熱でいかれていたと思います)
終わりに
しかしながらあの即効性には助けられました。小さいお子さんのいらっしゃるご家庭に一個冷蔵庫にあると良いかと思いました。桃食べてからお薬、なんてよろしいかと(筆者は医学界に属さないので参考程度にお試しください)。
筆者がトイレに行くたびに同伴してくれたマヤ。「お母さん大丈夫?」と心配げに筆者を見ていました。ついに筆者がマヤの前で(トイレで)吐いてしまうときゅ〜んと泣いてくれたんです。そして筆者を真似て彼女も吐いてしまいました。なぜ?
結局原因は分からずですが、食中毒の症状が一番合致しているので何か悪いものを食べたのだろうと思います。記憶を辿りに辿って思い当たるのはただ一つ、ばなな君が来る前に急いで食べたトルコのミートボール、キョフテです。完全に火が通ってなかったキョフテを何度も食べている筆者ですのでその日も問題なく食べたのです。どうやらあれかもしれません。
多分疲れと風に当たり過ぎたのもあると思います
