筆者が在米期間よく耳にした「It’s good to want.」を聞いたことがありますか?
欲望は強い原動力である
「〇〇が欲しい」「〇〇がしたい」このような欲望は年齢を問わず誰しも持つものです。お金が欲しい、頭が良くなりたい、痩せたい、モテたい、結婚したい、有名になりたい、働きたくない、会社に行きなくない、いろいろとあると思います。
そんな欲望を持った後あなたは何をしますか?
在米中初板筆者にはほどんどお金がなく、ちょっと寂しい思いをしていたのですが周りを見渡せば(当時)ミリオネアばかり。車の免許も持っていなかったのでチャリを主軸に生きていました。渡米した頃は外国人でも簡単にクレジットカードが作れるということも知らなく、ATMに行ってはちまちまと現金を使っている毎日。
ミリオネアにならんくても良いけどお金があればもちょっといろんなことできるのになぁ。
「お金に関して話す・文句を言うことは恥である」というJapanカルチャーの下で育った筆者に当時(平成中期)まだその教えが頭の片隅にあったのですが、何かの拍子でポロッと文句を言ってしまいました。
Hey, it’s good to want!
ウブシャーさんはだびの知り合いでとても優秀なエンジニア。そんな彼の一言がよく理解できずに「どういうこと?」と聞くと、
「欲しいを手に入れるために行動すればいいのさ。欲しいんだろう?」
ごもっともです。
欲しいものに向かって計画を立てる
欲しいものが決まればそれを得るための手段を考えましょう。倫理的、人道的に反することはせず、ちゃんと考えれば何かしら見えてくると思います。例えば、お金が欲しいのなら仕事を増やす、支出を見直して貯金する、とかですよね。
そして行動です。
結局のところ行動しない人が「欲しがるばかりで手に入れていない」のです。欲しいなら動け!と誰かが言っていた気がします。
たとえ欲しいものが手に入らなかったとしても、それに向けて努力した自分は必ず成長していますし、そこからまた新たな欲しいものを見つけても良いかと思います。ここで大事なのは欲しいものが手に入らなくても、
今までの努力はなんだったのだ、ムダだったのか
と思わないことです。小さなことでも絶対に何か貴重なものを得ています。それに気づくか気づかないかはあなた次第です。
歳を重ねて分かったこと
長老層にはまだ達していないのですが、筆者も歳を重ねて色々と経験しました。若い頃は暴走も含め様々な冒険を通して沢山の経験をしています。それは全部が全部良いものではありません。苦い思いをしたことを何十年経ってもふと思い出したりすることもあります。
けれどそれらをひっくるめて今の自分がいるのです。
「体験」って大事だなぁと本当に思います。情報があまりにインターネット上過ぎて実際に体験してなくても「した気になれる」のです。けれどやっぱり体験したものって説得力あります。
終わりに
筆者にもし子供がいたら沢山の体験をさせてあげたいな、思うのです。そこから学ぶものは本人しかわからない感動や苦しみがあるでしょう。そしてそれは絶対にネット上の情報や文字からは得られない大切なものと思うのです。
そして今まで筆者にその体験をさせてくれた環境や人々に感謝です。
欲しかったら行動しろ、そんな大切な言葉を思い出しました。
※理由はよく分からないのですがこのフレーズはどうやらクスッと笑いを誘うようです。映画か何かの名セリフなのかな?
追記
全然関係ないのですが、YouTubeの某チャンネルでのコメントの中で、
俺が受験に落ちた時、「予備校か、じゃあ俺がもっと働けばいい」と言ってくれた父親を忘れない。
という優しいお父さんの存在を知ってとても感動したのでシェアしたいと思いました。