こんにちは、ロデニの娘です。今日は筆者が現場でたまに見かける現象をご紹介したいと思います。これは「なぜ日本人が英語がいつまでたっても喋れないのか?」という事案の答えの一つではないかと考えます。お付き合いください。
謙遜にも程がある
現場で、結構流暢に英語が喋れる方とお会いすることもあるのですが、なぜかとてもレベルの低い教材をやりたがったり、「まだまだですから」と謙遜していらっしゃいます。逆のパターンよりはいいかもとも思うのですが、この現象は結構致命的だと筆者は考えます。
基本をきっちりしたいとか、このレベルで間違うのに次のレベル行くなんて恐れ多いとか、そう思われるのかもしれませんが、筆者的には、
いつ前進するん?
この自分を過小評価しすぎる症候群にかかっている方を見ると、本当にもったいないな、と思います。自信がついてから、という気持ちはわかるのですが、それは失敗したくないという恐れだと読み取ることができます。
対処法
人前で小さな恥をかけば良いかと思います。言い間違えたり、失敗して自分を笑い飛ばすと効果的です。要は、失敗に慣れろ、打たれ強くなれと言いたいのです。筆者も何度言い間違いをしたでしょうか?某ホームセンターの名前を言い間違えて「大きな眉毛」と言ったのが最近の間違いです。電話越しでばなな君が必死で笑いを堪えていました。
楽しくて一番効果的な方法はおそらく海外旅行です。旅行は人間の気を大きくしてくれます。楽しいですし、「旅の恥はかき捨て」で小っ恥ずかしく楽しい思い出を作りましょう。英会話教室にはないリアルな現場が体験できます。筆者もスペインでめちゃめちゃ間違えました。
それが無理なら、自分のレベルを数値化しても良いと思います。筆記は強いがスピーキングが苦手な人は必ずスピーキングテストで自分のレベルを把握すると、なんとなく自分が今どこにいるかがわかるのではないでしょうか。その辺検定は客観的に数値化してくれるのでその点では利用したい方法だろうと思います。
終わりに
いつがレベルアップするタイミングか?は、人それぞれです。けれどある一定なところで止まっているのであれば少しでもいいので負荷をかけた方が成長できると思います(筋トレと一緒です)。「初心に戻って」は、浮かれポンチになった状態に喝を入れたい時に逆行するという意味でありだと思うのですが、もやもや、わかんないから初心に戻るというのは時間がたっぷりある方なら別ですが、早く喋れるようになりたいと願う方には逆効果になると思います。
負荷をかけてやばかったら少し後退すれば良いわけで、一からやり直さなくても良いのでは?とよく思います。
少し回り道すぎるよ、と感じた、そんな石橋を叩きすぎる方へのメッセージでした。