昨年あの一通が来ていなかったら
おそらく今はなかったと思うのです。
興味本位から始まった健康診断
健康じゃ健診
超健康とは自負できませんでしたが、
そこまでの大病を抱えているとは思っていなかったので、
2022年に緊急帰国した際広島市から届いた
「健康じゃ検診」のお便りには全く抵抗なく申し込みました。
そして結果をもらって「再検査」を勧められて発見した子宮頸癌の疑い。
再検査を求められた時、
多分また様子見って言われるんだろうな、
とたかを括っていました。
というのも、
若い頃から婦人系で悩まされていたのです。
けれど特に痛みがないので放っておいたのですが
トルコ在住の時小さな手術もしていたので、
帰ってきやがったか、やつ(ポリープ)
と軽く思っていました。
ちょちょいと摘出手術をすればおしまいだろうと思いきや、
初期とはいえ陽性と診断され、
子宮卵巣全摘手術に臨んだのです。
なめてかかってはいけない健康診断
治療より予防
よくお金持ちが「健康は資産である」と言ったりしますが、
本当に健康は大切なものだなぁと思います。
調子が悪くなるということは体からの何かしらのシグナルで、
それは放っておくものではない、と年を重ねるごとに思います。
あちこち痛くなるのは仕方ないのですが、
前向きに取り組むのが大人というものです。
Japanのように「予防のための検診」を国をあげてサポートしてくれる国は
そうそうないのでは?と思います。
それにしっかり乗っかりましょう。
海外移住者は帰国のたびに
人間ドックを予約するくらい
他国を比べてお安く受診できるんです。
大したこと調べてくれない、と
文句を言う人もいるでしょう。
けれど調べないより全然マシだと考えます。
いきなりフルコースの人間ドックに入るのも
敷居が高すぎてダメな人には強くお勧めしたいです、
この健康診断。
診断を受けて結果が出れば多少のモヤモヤが晴れる
病は気から
結果が良いにしろ悪いにしろ、
現実を数字で見ることができるのでとてもいいと思います。
普段生活習慣を改善しないといけないと
分かっていてもそこまで本気度が上がりませんが、
数値を見ると流石に肝に落ちるもんです。
良ければハッピー、悪ければ改善、良いことしかありません。
感情の入らない数字を見ればほんの少しでもやる気になるでしょう。
筆者もそうでした。
正直、トルコに帰る前に片付けておこうという
軽い気持ちで再検査に臨んだのですが、
結果開腹手術となり、こんな気持ちでした。
きっと、これをするためにJapanにおれーって神様がいいよる。
幸い先生にも恵まれ、
昨日術後3ヶ月の検診で順調に治ってますよと言ってもらえ、
次のCTスキャンの予約をまた3ヶ月後に入れてもらいました。
正直足掻いたところで病気が治るわけでもないし、
ここはプロ(お医者さん)に任せておこう(丸投げしてしまおう)という
筆者の自堕落な態度がありありと出ているのですが、
正解でした。
終わりに
無料でできるとはいえ、
税金で賄われているので納税者の方々には本当に感謝なのです。
筆者も昨年度分を納税しましたが、
大した金額ではありません。
けれどゆくゆく筆者が払った税金で
新たながんの早期発見例が生まれれば、とも思うのです。
だから選挙カーはうるさいですが、
ちゃんと耳を傾けてより良い街づくりをしてくれそうな人を選ぶのです。