こんにちは、ロデニの娘です。こちらは一気に秋模様となりました。今回は筆者に起こったラッキーな出来事をシェアしたいと思います。一日にあった何かいい事を書いたり人に話したりすると元気になるそうです。皆さんもお試しください。
待たずに済んだ
こちらトルコのど田舎の公共交通機関にバスがあります。どこどこ行きとかはもちろん決まってるのですが、特にバス停もタイムテーブルもありません。なので乗りたいバスが来たらそこで止めて乗る、といったとてもある意味回転寿司に似たようなスタンスです。
最近の回転寿司は昔のように回転しているものを取るのではなく注文してベルトコンベアで持ってきてもらうんですね、時代は変わりました。
で、このバス、dolmuş(ドルムシュ)と言ってその名の通り満タンになったら出発します。dolというのが満たすという意味で、人間の頭数が必要なのです。筆者は大抵始発から乗るので座れるのは間違いないのですが大体15分は満タンになるのを待ちます。夏は終点までに観光客を拾うので運転手のおっさん達が無線でやり取りするのでそこまで待たずに済むのですが、真夏の日中エアコンのかかっていない車内で15分待つのは結構地獄です(ドアは開いています)。が、今日は朝早かったせいか、通勤の人であっという間に満席になって今思えば滑り込みセーフだったのかもしれません。ラッキーでした。
車内で降りる人のために立ち上がった隣のおっさんが筆者にぶつかったので
と言ったのでトルコ語で返すとびっくりされました。今日は特に眉毛とマスカラしか化粧をしていなかったので余計に東洋人=外人に見えた筆者がトルコ語で返してきたのでおっさんは嬉しかったようで、おっさんが降りるまでスパルタトルコ語集中講座となりました。しかしこのおっさん英語も日本語もそれなりに知っていて、おまけに発音が素晴らしかったです。こんなところで何してるの?お仕事が観光業っぽい様子ではなかったので不思議でした。そしてラッキーでした。
さらに帰りのバスも待たずに済みました。ここで運を使い果たして良いのだろうかと困惑をしてしまいましたが、まあ日頃の行ないでしょう、と幸運を味わっていたところ、なんと、帰りのバスの運転手のおっさん、筆者にお釣りを多めに返してくれて定価の半額で乗れました。筆者の前の人とのお釣りと混ぜこぜになった様子です。善行をするなら多いですよと返すのでしょうが貪欲に幸運を獲得し続けた今日は神様に甘えることにしました。降りる時にどうもありがとうございましたと丁寧にお礼を述べときました。ラッキーでした。
さらに
家に着いてお留守番をしてくれていたマヤの猛烈な歓迎がおさまった後、翌日のコーヒーに入れる牛乳を買いに最寄りのスーパーに行った時です。他に買うものはないかとうろついているといつものFilizパスタコーナーに吸い寄せられて、いかんいかん、パスタは十分あると自分を諫めてみたのですが、つい手が伸びてしまいました。筆者が決して買わないパスタソースの瓶です。ちょっと買ってみようと決心した日が吉日、牛乳とともにレジに向かいます。顔馴染みのお兄さんがレジにいて、バーコードをスキャンしていたのですが、パスタソースをじっと見ること30秒、商品見たことなかったのかな?と観察していると、
ここではよく店員さんが商品をレジで学んでお客に聞くことがよくあります
ちゃんとチェックしてくれていたのです!しかしあの30秒はなんだったの?
結局裏のストックにもなく、悪いけど売れないよと言われて、賞味期限切れの食品平気ですけどとは言えず、チェックしてくれてありがとうとお礼を言ってスーパーを出ました。筆者的には8ヶ月くらいなら楽勝なんですけれども瓶詰めのパスタソースは流石に乾麺やレトルトソースとは話が違います。レジのお兄さんが何気に瓶を振っていたのを見たのですが、なんだかナポリタンの色がくすんで見えたのでやはりここは辞退して良かったのです。ラッキーでした。
終わりに
こんな小さなことでもラッキーはラッキーです。有難い出来事でした。皆さんの1日はいかがでしたか?コメントでお寄せください。