おはようございます、ロデニの娘です。秋分の日も抜け、刻一刻と冬がやって来ます(筆者はGame of Thronesのファンではありません。HBOで放映されていた時全米でただ一人見ていなかった人間のように感じたのは確かです)。今回は嬉しいヘルプがやってきたのでご紹介したいと思います。
実はざっくりとしか知らないのですが
一世を風靡したこんまりさんこと近藤麻理恵氏。筆者がまだ在米中ものすごい人気で全米ツアーされていました。知り合いもサイン会に行った!と意気揚々と語ってくれたのを覚えていますが、その人は筆者が日本人というだけでこんまりさんを知っていると勝手に想像してくれていたので、
と聞いてしまいました。
片付けコンサルタントとカテゴられていらっしゃる断捨離の女王とでも申しましょうか、心優しい口調が多くの捨てれない人の心を柔らかくほぐして物を捨てさせてくれます。借りた本をザーッと目を通した時、特に画期的なアイディアがあったとは思えなかったのですが、ブラの収納の仕方は彼女のアイディアを採用させていただいています。収め方はホックを一つ一つ止めて一枚ずつを重ねていくというやり方。前は前パートをまとめて後ろパートを開けっ放しで揃えて収めるやり方でした。初めはちょっと面倒だな、と思ったのですが、こんまりさんのやり方で収めていると実はぐちゃぐちゃにならないのです。おすすめです。
こんまりさんが降りてきてくれました
捨てることにあまり躊躇しない筆者ですが、蓋を開けてみるとやはり長い間身に付けていないものが沢山ありました。ことにアクセサリーはもう子供の玩具箱状態です。大振りのイヤリングがネックレスと絡み合ってもうぐちゃぐちゃです。禅の心で絡んだ鎖を解いていくとこんまりさんが囁いてくれました。
でもメルカリで売れるかもしれませんと言い返すと
こんまりさん、降りてきてくれてありがとう
それ以降一瞬でも迷ったらこんまりさんが言ったから、とこんまりさんのせいにしてどんどんゴミ箱に投げることができました。そのおかげで少しずつ物が少なくなっていったけれど何故か爽快感が筆者の中で満ち渡ったのです。
白黒はっきりさせなくてもいいから、とりあえず後で考えるボックスを作って後で考えるというアイディアも聞いたことがあるのですが、筆者個人にはこのボックスのほぼ全てはグッバイフォーエバーな結果になりました。ワンクッションあったから捨てちゃえと踏ん切れた、と言えるかもしれません。
終わりに
取り憑かれたようにこんまりこんまりと唱えながら使わなくなった物たちにさようならを言って身軽になることはある意味これまでの事を終わらせて次に進むための儀式なのかもしれません。こうして「立つ鳥跡を濁さず」は少しずつなされていくのでした。