こんにちは、ロデニの娘です。今回の帰国から早2ヶ月が経とうとしています。2ヶ月前あほみたいにエーゲ海沿岸の田舎でダラダラしていたとはなんだか信じられない気がします。とても昔のように感じて、まさかこれは思い出化現象なのでしょうか?
さて、今回帰国した理由はちょっと手術だったのですが、その後もう一回やりましょうと先生に言われたのでもう一回やることになりました。そのための事前検査やらなんやらとしてきたわけなのですが、今日が最後の打ち合わせで、またしてもあのちょっとイカれた麻酔科の先生とお話してきました。前回のようなぶっ飛んだ印象はもう無く、多分、慣れたのだと思います。
お世話になる病院も行き慣れて、なんとなくのルーティーンが確立されて、これが歳をとって病院通いするということなんだな、とふと周りの方々を見回して、みんな健康になるために頑張ってるんだなとこっそりエールを送ったりしてしまいました。
前回の手術で癌が見つかり、そんじゃ摘出手術をしましょう、ということでせっせと通院しているのですが、筆者本人は全く癌の自覚はありません。痛くもなんともないですし、特に体重が減ったとかもないのです。幸運にもかなりの初期で見つかったのでそこまで大ごとではないようですし、筆者はアメリカの現場でたくさんのキャンサーサバイバーと知り合うご縁があったので、お医者から宣告された時、ばくーんと突き落とされた感は特にありませんでした。切ればなんとかなるだろうくらいのことで捉えています。もちろんこれは早期発見というラッキーな面が大きく働いています。けれどアメリカで何人もの人が癌を乗り越えていっているのを見たので、多分筆者もできるだろうと、そんな心境です。
終わりに
慢性の自堕落病の筆者が言うのもおこがましいですが、皆さんがん検診をしましょう。こういうのって、まさか自分が、なんです。筆者は過去色々な疾患があったのでまさか自分が!とは思わなかったのですが、そうでない方にはきっとショッキングなニュースだろうと思うのです。けれど早期発見だったら医学の進歩でなんとかなると思うので、筆者的には推奨します。日本は素晴らしいですよ、こんな予防検診が簡単に受けれるなんて、すごいです。
筆者はがんの心配よりも実は自律神経失調症ないし認知症なのでは?とそっちの方が心配です。今日も病院内のローソンで財布を忘れてしまって、少しだけ慌てました。けれどここはJapan、絶対盗られていないという確信とともにローソンに戻ると受付に届けたというので行ってみるとちゃんと届けられてありました。もちろん中身も無事です。
海外にいるといつも知らず知らず気が張っているのですが、母国、特にJapanに戻るとぼーっとしてしまうのか、はたまた本当に認知症が始まっているのかどうなのかわかりませんがやばかったです。けれどこうして無事に財布も戻ってきて、ああラッキーだな、とまたぼーっとしてしまうのでした。