ないです。
あったとしても、「おー効果感じる」と実感するのはおそらく、2、3回生まれ変わったときかも。
その辺色々と科学的分析をしている研究者はたくさんいて、ほぼない、とふわっとした結論を出しています。
とはいえ、「おー効果感じる」という人もいるでしょう。
それだけ人間の脳みそは複雑で、解明されてないことが多いんですね。
日本にはあまり馴染みがないかもしれませんが、外国には「learning style」ということばが普通にあって、人によってものの学び方は違うんだよ、という認識が高いのです。
だから聞き流しに効果を感じた人もいる、けれど全体を見るとない、という話なのです。
筆者の体験談
大昔、まだ英語脳やら聴き流しとかいう言葉も存在していなかった頃、筆者も
一生懸命英語聞かなくてもいいようになればいいのに
と思ってテレビやラジオをつけっぱなして別の作業をしていた時期がありました。
これだと聞き流すも聞こえんがな
自分の意識はやっている作業で、テレビやラジオから流れてくる英語は「聴き流し」ていました。
おそらく2ヶ月はやったかな?
全然伸びませんでした。
在米中で、英語オンリーの環境で働きつつ、でですよ?
英語の音自体に全く馴染みのない人には「慣れる」(聞いて、あ、意味全然わかんないけど英語のような気がする!というレベル)ために「聴き流し」を活用してもいいかな、とは思います。
あ、あと、寝ながらボキャブラリー聞いて脳に染み込ませるとかいうやつ、あれも意味ないです。
潜在意識に植え付ける!とか言ってますが、我々が英語を喋る時潜在意識から単語を探すことはないのです。
ずばっと言いましょう。
楽して英語は身に付かんよ
Matricのダウンロードじゃないんだから。
試してみたい方法
じゃあどうしろと?
聞く時は意識的に聞く、聞いて理解するよう考える、しかないです。
リスニング教材やポッドキャストを使ってもいいですが、なるべく「2人のやり取りのある会話」の方が役に立つ気がします。
ポッドキャストやTED Talkなどの一方的なモノローグだと「会話のやり取り」があまり身につかないと思います。
目的がプレゼンならいいんですけど、おそらく大半の学習者さんは「誰かと喋りたい」のだと推測するからです。
Sitcomもいいですが、案外ハードルが高いです。
どっぷり日常なので「知っているだろうという常識や時事ごと」前提なところもあるからです。
だからセンテンスが聞き取れる、でも全体の意味が把握できないということが起こるのです。
筆者がおすすめするのは「海外ドラマ」。
1エピソードが45分ですか?番組によって違いますけど、映画より短いです。
時間を作りやすいですね。
あと、こういうドラマは2、3人の脚本家がローテーションで書いていることが多いのですが、やはり登場人物の「お決まり文句」というのがあって、それがあちらこちらに出てくるのでそれが聞き取れるようになったら自分の成長が実感できるでしょう。
大昔流行った24でジャックが「we have to talk」と捕まえた悪者に言ったら次のシーンは尋問兼ゴーモンなんだな、みたいな。
欧米の男性はこの「we have to talk」を自分のパートナーから聞くとものすごく警戒します。
「we have to talk」は人間関係内で問題があるとき、話し合おうと呼びかけに使う枕詞です。でも男性は自分がなんか悪いことをしたなんて気づいてないんですね。
「we have to talk」って、俺なんか悪いことしたっけ??
怒られる、と思うんです。
問題があれば即話し合いをするという文化の現れ。その辺にも注意しながらドラマを見るともっと英語学習が面白くなります。
終わりに
じゃあおすすめは?
自分の好きなの、です。
ただ、Crime Dramaは用語が難しいかもしれません(面白いんですけどね)
聞き取れなかったら英語字幕をオンにして読みながらでもOK、これは筆者もやって効果ありです。つよーーーーくおすすめします。
日本語字幕はつけるな。
最近のテレビやメディアは再生速度も変えられるのでゆっくりにしてもいいと思います。
大切なのは全集中でリスニングすることです。
頑張ってください、応援してます。
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