こんにちは、ロデニの娘です。今回は筆者もとうとうメルカリに手を出したお話を綴ってみたいと思います。全くやった事がないがやってみようという方に筆者なりに体験をシェアできれば、と思います。ここでは主にやると決めたはじめの一歩から配送までの流れをご紹介した後、筆者がぶち当たった価格設定で抑えておきたい点、「匿名発送」の謎について解説しています。梱包の仕方や発送料金に関しては細かく触れないのでご了承ください。
大きな流れ
⒈ アプリをインストールする
操作は全てアプリで行います。電話番号の登録は必須ですのでスマホが必要です。パソコンとガラケーでもできるかもしれませんが確かどっかの携帯会社がガラケーのサービスを廃止するというニュースをちょっと前に読みました。インストールされたら個人情報を入力していきましょう。名前の次にニックネームの欄があります。そこに入力されたニックネームが出品者の名前として表示されるので本名が公開される心配はありません。
筆者が手こずったのは本人確認です。日本人大好き信頼の保険証を提出したら受理されなかったので結局マイナンバーカードを使いました。けれどマイナンバーカードは受け付けない書類の中に入っていた様な…。書類の撮影はメルカリアプリを通したカメラで撮影するので、あらかじめ撮影してアルバムから引っ張ってくることはできません。
⒉ 出品するものを決める
商品の状態は要チェックです。よく分からなかったらメルカリで商品を検索してどのような状態のものが市場に出ているかみてみましょう。そこで状態や価格設定が学べます。状態が良ければ世の中にそれを欲しがっている人がいるかもしれません。よく「こんなものが売れた!」というキャッチフレーズをみると思うのですが、それはここから来ているのでしょう。
⒊ 出品する
売りたい商品を撮影し、必要事項を記入し出品します。するとハートと目のアイコンが表示されます。ハートはいいね、目は閲覧数です。ハートを押すと出品者が編集した時に通知が受け取れるそうです(例えば値下げなどがいち早く知ることができる)。写真は10枚アップロードできるのでなるべく10枚アップロードすることをお勧めします。売れやすい(目を引きやすい)写真の撮り方については検索すると山ほど出てくるので出品したいものに合わせて検査されると良いと思います。
⒋ 梱包して発送する
商品が売れるとメルカリから通知が来ます。筆者は出品から2時間後に売れたので(これは稀なケースだろうと思います)少し焦りました。梱包して発送します。筆者はファミリーマートで発送をしました。
⒌ 入金をじわじわと待つ
筆者はさっきファミリーマートに行ってきたのでまだ入金はないのでじわじわと待っています。購入者が受け取り確認をするとメルカリから通知が来ることになっています。
細かい事、この一連の作業を通して学んだこと
価格設定はちゃんと考えないと利益がかなり乏しくなる
こういう物販の経験のない方はきっと価格設定をきちんと理解していないと手元に残るお金が思ったより少なくなってしまったり、あわや自腹を切ってしまいマイナスになる事があります。方程式を作るとこうなります。
商品の価格−メルカリのマージン商品価格の10%−発送料金=メルカリアカウントに入るお金−現金化銀行振り込み手数料一回につき200円=自分の銀行口座に現金が入る金額
メルカリ内で購入したり、メルペイで決算される方は現金化手数料200円は考えなくても良いのですが、収益を現金化にされたい方はここの200円も考えておかないといけません。大きいです。これだけやってこの収益かい!と怒鳴る前にきちんと計算しておきましょう。
できるなら梱包もしてすぐに出荷できる状態で価格設定をした方がよい
できるだけ規定内の寸法で発送料金を抑えたいというのは正しいビジネスの姿勢だと思います。けれど商品がうまいごとプロテクトできずの発送は絶対に回避したいものです。初めのうちは規定を目指して梱包し、どうでもダメだったら一つ上の料金を出すのも一つの考えです。なのでガイドラインに沿ったベストの梱包をして発送料金の目処をつけて価格設定されると良いと思います。梱包のコツなどはYouTubeで山ほど紹介されているので検索してみてください。筆者も例の厚さ測定定規を100均で買いました。この先ゆるゆるでも出品を続けていこうと考えている方には必須アイテムかと思います。
匿名配送の謎
匿名で取引ができるのがメルカリの人気の一つだろうと思うのですが、実際メルカリワールドに参入してみて、住所わからんとヤマトさんどうやって配達するねん?と真面目に考えてしまいました。なので筆者はファミリーマートでマゴマゴしてしまいました。発送のQRコードを作成するとき自分の住所がばっちり画面に出てくるからです。(もちろん事前に自分の住所を登録しておかないといけません)ファミリーマートの従業員さんに聞いてもちょっとよく分からなかったところにたまたま別のメルカリ族が発送にやってきたので教えてもらいました。彼女は自分の住所が画面に出るのに気がついていなかった様でしたが、いつもQRコードを作成して発送タグをプリントアウトするときは自分の名前も住所も出ないというので、筆者もやってみたら、そうでした。
結論:らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便を選ぶと自動的に匿名配送になります。ので、自分で匿名配送設定をしないといけないわけではない様です。
みんな不思議に思わないのね…
で、送料をそこのレジで払うと思いきや、払いません。筆者が思うにメルカリはマージンと発送料金を差し引いたものを筆者の口座に入金するのでしょう。だからこれを知っておけば入金金額が売れた時の金額と違う!と先走った勘違いをしなくて済むです。
メルカリ教室に参加してみる
筆者は行きました。習い事が好きな筆者なのですが、メルカリアカウントを開いた翌々日に割と近くで無料のメルカリ教室をやっているのを発見し速攻申し込みました。90分の講習会なのですが、やはり生身の人間先生がいると自分が知りたいピンポイントの質問ができるということができますし、他の生徒さんが自分が思いつかなかった質問などをしたりして自分もそれが学べるので一石二鳥以上です。詳しくはメルカリアプリのマイページからスクロールダウンして「サービス」のところにメルカリ教室(出品サポート)をタップすると詳細があります。発送料金早見表やガイドブックもくれるので筆者的にはおすすめです。
本人確認の必要性
最近はメルカリも本人確認の強化を実施しているので本人確認のための書類登録を呼びかけているのですが、しなくても良いとメルカリ教室で習いました(現時点で。のちに必須になるかもしれません)。すると、メルカリ口座の収益金・ポイントを180日以内に使わないといけないという制限がなくなります。メルカリを頻繁に利用されている方は今のところはする必要はないのかもしれませんが現金化するために銀行を紐付けする場合は必須となります。
終わりに
先月からメルカリがお友達を招待してポイントゲットキャンペーンをしているのでメルカリデビューをした方も多いのではないかと思います。何事もやってみないと分からないものですが、筆者もやりながら、調べながら、ファミリーマートで聞きながら出品第一号を発送完了まで至りました。ある意味最近のこういうものって分からなかったら検索してみんなの意見で学びあっていく世の中になったのだなぁとも感じます。
あと、こういう梱包とか内職系が好きな人でないと楽しくできないと思いました。筆者はメルカリを副業にして稼ぐ!というスタンスではなく、こんまりできなかったものをメルカリで売ってみるという体験をしたかったのがあってやっています。これがメルカリか、とやってみて興味深いものを感じました。ビジネスを学習するにもお子さんや家族一緒に利用されてみてはとも思います。商売の基本が実体験できる良いチャンスだろうと考えるのです。
今日出会って教えてくれたメルカリ族にも、ファミリーマートの定員さんにも、ものすごく感謝であります。
発送後、購入者が受け取ると購入者からの評価を待ちます。その評価が来るとメルカリの方から収益の入金が口座にありました。予想通り配送料金を差し引いた金額です。
やっぱり嬉しいです、売れると。
ただ、メルカリの設定方法があまり明確ではないのは確かです。初期設定で挫けてしまう人もいるのでは、となんとなく思いました。その辺りはメルカリ教室で生の先生に質問するか、そこでもらえる冊子を読むのが得策かと感じました。メルカリでこの冊子は売りに出されています。「みんなのメルカリ教室」で検索してください。ただ、無料のメルカリ教室に行けばタダでもらえます。