英会話テキスト、学校の英語の教科書の
序盤に出てくる
How are you?
I’m fine thank you, and you??
のやりとり。
これは本当に「教科書英語」なのでしょうか?
意見は分かれますが、
約20年以上アメリカでたくさんのお客様と
接することのあった筆者の意見は、
ネイティブだって言います。
ネイティブだって挨拶を使い分ける
どのような言語を使おうと、
人間関係によって言葉遣いは左右されます。
友達同士など近い関係
家族、友達の間では
I’m fine thank youはあまり聞かれないでしょう。
いう人もいます。
例えば思春期のティーンが親と話したくない、
ウザい、でも返答しないと怒られる時、
I’m fine.
と面倒くさそうに答えることはあります。
けれど仲のいい友達間ではまず言わないでしょう。
言うとしたらふざけて、です。
自分のソーシャルサークル外
自分のソーシャルサークル(仲の良い、交流のある関係)外で
挨拶を交わす時
I’m fine, thank you.と答える人も多いでしょう。
例えば、レストランで
ウェイティング・パーソンが挨拶してきて
自分はメニューに夢中、
けれどウェイティング・パーソンの挨拶をむげには
できない時。
スーパーのレジ打ちの人に挨拶された時。
スタバでオーダーする前。
そんな時
特に自分の調子を言わなくていい人には
この返しです。
I’m OKと片付ける人もいます。
終わりに
まとめると、
I’m fine, thank youの登場は
- ウザいけど挨拶を返さないといけない時
- 社会的エチケットの一環として差し障りのない返事をする時
- 近い関係では、冗談で
I’m fine, thank youなんて言わないよ、と
ネイティブから聞いたことがあるかもしれません。
が、筆者はたくさんのお母さんと出会って、
お子さんに
礼儀正しい模範的挨拶は「I’m fine, thank you」と
教えているような印象を受けました。
ちょっと堅苦しい印象は否めません。
ただ、口調や状況では若者もI’m fineと言っていますよ。
じゃあどうやって使い分けてるか知りたい!と思ったら、
留学するか、
映画や海外ドラマを山ほど見てみましょう。
対談式のポッドキャストもおすすめです。
意外と、
あ、言っている、と気がつくと思いますよ。