トルコのインフラは想像以上にもろく、停電はある意味日常の一部。
前に住んでいたところは断水まであったので、2017年に引っ越してきた直後は受け入れるのに苦労しました。
昨夜の暴風雨でやられた電線
昨晩の暴風雨はまじ凄かったです。
テレビ中継で見るようなヤシの木が強風でほぼ直角になっていたのをみたのは初めて。
ゴミというゴミも舞い上がっていました。
このレベルの嵐が来ると大抵停電が起こるのですが、ここクシャダスではそれがなかったので安心していたら、今朝停電。
復興するため、安全上パワーを切るのは仕方がありません。
最寄りではないにしろ、どこかで問題があったらその一帯全部電気を切って修復するトルコの電気システム。
線引く時もちょっと考えんかったん?
被害を受けたのは電線だけでなく、インターネットのケーブルもです。
今朝からおおよそ7時間Wi-Fi無し。
仕事になりません。
文句をばなな君に言って、彼なりになんとか手を打ってくれたのですが、
おっとその前に、
停電した時「電気がない」とメッセージを打って、それから30分後に彼から電話がかかってきました。
「ロデニの娘が仕事せんといけんけーはよ電気復興しろ」とデンキ会社に電話したんだよ。戻ってきただろう?
たまたま丁度よく電気が復活しただけじゃん。
トルコ人らしい馬鹿げた枕詞で始まったこの会話。
歯磨き中だったのでモゴモゴ答えると、かけ直せ、と。
借りている大屋さんがまさか支払いを滞らせてるかも、と確認の電話をしてくれたばなな君でしたが、結局インターネット会社側の問題らしく、待つしかオプションは残っていませんでした。
何事も一筋縄では行かない国トルコ
囲ってあるところが5つ点滅すれば開通!
ジリジリと待った7時間後、Wi-Fiルーターの電気が光りました。
やっと開通した!!
と、思いきや、
わしのデバイスがシグナルをキャッチしない…
流石にここの暮らしに慣れてきたので、ルーターのリセットボタンを押します。
まだキャッチしない。
こうなったらコンセントから抜いてリセットです。
やはりキャッチしない。
終わりに
辛抱に辛抱を重ねた結果、3回目のコンセントからのリセットでようやくわしのデバイス達はシグナルをキャッチしました。
問題はWi-Fiルーターだったのか、はたまたわしの3つのデバイス達だったかは定かではありません。
けれど、賢いデバイス達は一度シグナルをキャッチしたらふーっと何事もなかったかのようにWi-Fiに繋がったのでした。
前に住んでいた所より全然都会なのにやっぱりこんなインフラの弱さは一緒か、とがっかりした1日でした。
トルコに滞在する以上こんなことでイライラしていてはもたない、ということを先の滞在で学んでいたのに。
トルコ全土がそうなのか、わしがいる地域がそうなのかはわかりませんが、もしトルコに長期滞在したいとお考えでしたら、
あなたに最も必要なものは、辛抱、もしくは楽観的思考だろうと思います。
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