こんにちは、ロデニの娘です。昨日の夜こちらはめちゃめちゃ風が強くて冷え込みました。しかし夜が明けると一変、やっぱり暑いです。そんな中筆者の心にじーんと響いたとある出来事がありましたのでそちらをご紹介しますのでお付き合いください。
マヤの散歩中
9月も始まりこちらも新学期、筆者の近くには学校がいくつかあるので学生さんの登下校を見たりするのですが、こちらのスクールシステム、ちょっと分かりづらくてですね、未だに何時に登校するのかよくわかりません。朝早くに行く子もいれば午前11時とかに行く子もいたりします。単に遅刻?とも考えたりもしますが、その辺りは田舎ゆえにかリラックスしたものです。
お昼前にマヤを散歩に連れて行っていた時のことです。犬の飼い主さんならご存知だと思うのですがあのリトラクタブルのリーシュ(日本語で伸縮リード)、あれ発明して商品化した人特許とってるんでしょうか?素晴らしい発明品です。で、マヤはリーシュ全開で筆者の後ろを歩いてふんふんと何か匂うために止まっていまして、(道端のものふんふん臭いすぎるのでやめろと促すために筆者はさっさと前に進んでいました)そうしたら、
という声がどこからか。キョロキョロしていると前方で男の子が小さな女の子の手を繋いで筆者を見ています。明らかに兄と妹、けれど兄の推定年齢はおそらく10歳前後、小学生です。その兄がさらに小さい妹のために手を握って筆者に犬がこちらに来ないようにしてくれ、と頼んでいたのです。
普段だったら「マヤは何もしないから大丈夫よ」と言いたいところですが、小さい兄が妹を守ろうと申し出てきたわけですから、OKと言って快くマヤの全開リーシュを縮めました。それを確認した兄は妹の手を離さず登校を続けていったのでした。
マヤと彼らの背中を見ながら見送っていたのですが、その兄は明らかに彼の背中には小さすぎる妹のグリッターばりばりのリュックを背負って歩いていました。
わぁぁ、お兄ちゃん…。Youはすごい(けどyouは学校いかないの?)
終わりに
男は女を守るもの、と筆者は信じてはいないのですが、ここまで見せつけられると男にこうあって欲しい、と正直羨ましかったです。あの小さな兄がどんな青年になるか楽しみじゃ、この田舎も捨てたもんじゃない、とおばさん心がくすぐられたのでした。