おはようございます、ロデニの娘です。今朝も天気がとても良いです。ベッドの横にある時計が1時間遅れていることを陽の入り様で感じ取った朝だったのですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?もう11月も下旬に差し掛かろうというのに日中はまだまだ陽気な広島です。ですが昨晩術後初の現場復帰をして午前0時まで現場にいたのですが、寒かったです。
今回は筆者が気に入っておすすめしたいYouTube番組をご紹介したいと思います。お付き合いください。
日経テレ東大学
よく頭がいい人は少し変わってる、と筆者を含む世の中の凡人たちは嫉妬も交えて言ったりするのですが、アメリカにいた時ダブルPhDが普通なところに住んでいた筆者は沢山の「変わった人」と交流することがあり、
とたまに思ったりしたものです。そんな中YouTubeで成田悠輔氏を知ってかれこれ時間が経ち、日経テレ東大学で面白いシリーズをしていたのです。それが「社会人のための「死」入門」です。
ここでは漠然に「死」を討論するのではなく、日本の文化である辞世を通してディスカッションを繰り広げていくかなりマニアックなコンセプトで番組を進めています。
辞世(じせい)とは、元々はこの世に別れを告げることを言い、そこから、人がこの世を去る時(まもなく死のうとする時など)に詠む漢詩、偈(げ)、和歌、発句またはそれに類する短型詩の類のことを指す。 〜ウィキペディアより〜
番組のサブタイトルが【なんで最期に、それ呟いたんですか?】とポップなものが付けられているのですが、パネラーも成田氏を筆頭に歌人やチェコ出身の文化人類学者などとても興味深いメンバーですのでこういった分野に興味ある方にはぜひ見てもらいたいシリーズです。(ネタバレなし)
シリーズが終わって筆者が感じたこと
司会の高橋弘樹氏が
というコメントがとても印象的でした。それだけ「死」を回避していることがデータ上にもはっきり出ているということだと思ったからです。
人生たくさんの不安材料がありますが、この「死」に対しての不安は解消されることはありません。誰も「死」ってこんなんだよーって教えてもらえないからです。人間わからないことがあると大なり小なり不安を抱えるものです。それが解決できないものだと余計に怖くなるのも当たり前です。
昨日の一周忌の時、どうやらロデニは死ぬ前にそこのお寺さんに行ってお坊さんとお話をしたようで、それは自分の最期を悟ったのか、怖くてお坊さんに話を聞いてもらいたかったのかはわかりません。生前の時特に責任感の強い人だな、とは思わなかった彼のその行動に感心しました。変な話、「死に逃げ」できた訳ですし、ちゃんとお葬式やお墓やらの準備を当時ブームだったとはいえ生前にしておいたのですから。
数年前に知った言葉で「終活」があります。ご高齢者が自分がこの世から去る時に向けて準備しておくことですが、死はいつどこで起こるか分かりません。早めに取り掛かる方が良いのかもしれません。と言うと、
と声をあげたくなるとも思うのです。けれどそれは死に対しての恐れであって、死ぬことが怖くなければ「明日死ぬかもしれないから今のうちに楽しいことをしとこう」というメンタリティーにシフトするのではと考えます。
日本人の大好きな「有終の美」を飾るにはしっかり楽しんでおかないと死に際に悔いて悔いてしょうがないことになるのでは?と最近日本生活が長くなってよく思います。筆者は昔から「やらずに後悔するよりもやって後悔の方を取る」ようにしています。もちろんそこにあるサポートはロデニの妻、筆者の母の
という言葉があるのですが、自分主義な筆者は「あ、好きな事していいのね」とずっと捉えていました。が、最近になって、実は「そんな馬鹿なことしてから、知らんわいね」という裏があるということを学んだのです。
物事捉えようなんだなぁ
終わりに
最近「どう生きるか?」ではなく「どう死ぬか?」が考えられているような気がします。死に関して考える機会が増えたのかもしれません。いずれにせよ、筆者は後悔のない生き方と死に方を選択したいな、と思ったでした。
だから若い頃暴走しちゃったんだろうな…
追記
あのシリーズ、復活させましょう!再生回数が回ればきっとまたやってくれるはずです。みんなでシェアして再生回数をあげようではありませんか!