アメリカのバイデン大統領がウクライナを電撃訪問した後ポーランドはワルシャワで会議に出席しました。
ワルシャワ市
ワルシャワの英語名はWarsaw(ワルソー)です。
ポーランドが何かしら報道され始めたのは昨年のロシアウクライナ侵攻が発端にあります。それまではポーランドがヨーロッパのどのあたりに位置するのか、そもそもどういう国なのか、馴染みは薄かったと思います。
ワルシャワと言えば、ポーランドの首都だとか、社会の教科書で習うが一体何がなんだかよく知らない「ワルシャワ条約機構」だとか、ポーランド大好きな人でない限りおおよそそのくらいの知識でしょう、筆者もそうです。チョピンと書いてショパン(Chopin)ピアノコンクールも有名だった気がします。
そんなポーランドはワルシャワが今回欧米のトップを招いての会議の場になったので、報道陣は一気にワルシャワに押し寄せます。そんな中CNNはワルシャワ市長にインタビューしました。
英語めっちゃ上手。
インタビュー前に事前打ち合わせはあると思うのですが、まあ、英語上手です、ラファウ・チャスコフスキ氏。明らかにアメリカ英語にかなり親しみのある英語で発音も表現もどっぷりアメリカでした。
台本を読むわけでなく、自由に言葉を操り発言する姿に圧倒されました。この人はきっと市長ポストで終わる人じゃない。
さて、広島市長は…
2016年にオバマ前大統領が現職大統領として初めてヒロシマを訪問し、大きく取り上げられました。厳重な警備の中オバマ氏を乗せた公用車が平和大通りを走ったのを記憶しています。
その時広島市長は英語で会見やインタビューをしたのかな?
ヒロシマが世界に平和を訴え続けて早78年を迎えるというのですが、いまだに英語で公な会見してない気がします。(していたらすみません)
この5月にG7が広島で催されるので、広島市長が今一生懸命英会話の練習をしていることを心から願います。
今回のワルシャワ市長のインタビューで、それをみたワルシャワ市民も「うちのトップはできる」と自慢に感じたことでしょう。なんかシュッとしてかっこいいし。
終わりに
各国の要人を迎えるのなら海外の報道陣からのインタビューもできてくれたらなぁと、何気に思った朝でした。
ゼレンスキー大統領にしろ、チャスコフスキ市長にしろ、とにかく見せ方が上手です。それは政治の世界では必要なスキルの一つなのかもしれません。パブリック・スピーチはアメリカでも科目の一つで練習して得るものなので、みんながみんな天性の喋り屋ではないのを知っておいてください。
これから日本はどのような政治家を輩出するのでしょうね。