YouTubeというシロモノはいろんなことで筆者の役に立っています。
地道過ぎるダイエット
ばなな君にダイエット対決をふっかけたのもの、主にストレッチ中心の体づくりが続いていました。
バッキバキの腹筋を作るためには筋トレと食事療法が必要とわかっているのですが、どうも痛い体に鞭打って何かの作業をすることを辞めてしまってからかれこれ何年が経ってしまったかわかりません。
痛いと嫌なのです。
けれど景品を受け取るためには少し自分に打ち勝たないといけないのです。やれやれ、と思いながらその日体重を測ってみると、
500g減ってる。
女子は幾つになっても100g単位で体重をモニターするのですが、0.5kgというのは大きな一歩です。ちょっとエンジンがかかった気がしました。
とはいえ、やはり自堕落病は完全にどっかに行ったわけではないのでまたYouTubeで別のフィットネス動画でフレッシュスタートでもするかと漁っていると、
なんと出会ってしまいました。
Pimple popping(ニキビつぶし)動画
前世とも呼べる遠い記憶になってしまった前の仕事
実は筆者アメリカで自分のスパを経営しておりまして、そこでフェイシャルやら脱毛ワックスなどをしていました。
従業員無し、一人こじんまりと特にハードコアなことはしていなかったのですが、お客様にも愛されてトルコに引っ越すギリギリまで約10年やっていたんです。
その前は別のところで仕事をして経験を積み、その後独立、というまあよくある話です。
そのせいなのか、ニキビをつぶす動画に出会った時思わずみてしまったのだろうと思います、しかし筆者が目にしたものは
いや、ありえんだろ、フェイク?
まで疑うようなものでした。20年ほどのキャリアでここまでのものは見たことがありません。(かなり閲覧注意だろうと思います)
2017年にバズったらしい
フェイクかどうか確かめるためにGoogleに聞いてみたのですが、確かな情報は見つかりませんでした。
どうやら「気持ち悪いけどとても満足感が得られる」と呼ばれたニキビつぶし動画は2017年にバズって閲覧数をかなり稼いでいます。
ということは変人は筆者だけじゃない
検索結果には「私の妻はなぜニキビつぶし動画を見続けるのか?」なんてあって、見ない人にはとても不可解な行動なんだろうと思いました。
Googleは優しいです、そんなアホな質問にちゃんと答えていました。
どうやらニキビを絞り上げて出きった瞬間を目撃すると人間の脳はドーパミンを放出するのだそうです。幸せホルモンが達成感やスッキリ感を感じさせてくれるんですね。
誰が検査したん?
筆者的には怖いもの見たさやギルティープレジャーかな?でもドーパミンが出るのは確かだろうと思います。
Guilty pleasure(ギルティープレジャー)とは、やってはいけないこと、やると後ろめたいことをして感じる喜びやその物事。認めたくないけれど好きな物事や恥ずかしい趣味などのことです。
なぜなら動画を見た後いきなりやる気になりましたから。
恐るべしニキビつぶし動画、筆者のやる気スイッチをオンにしてくれたのです。
終わりに
もちろん先の500gがきっかけになったのは確かです。
しかしあのドーパミンの量はハンパじゃありませんでした。
それから少し自分を追い込んで、バッキバキの腹筋で物件を探す自分を妄想しています。
ちなみになんですが、ああいう動画は得てして東南アジアの人が多いです。筆者も先のキャリアであの一帯はそういう皮膚のトラブルが多いとも教えられました。湿度と気温が大きく関係しているらしいです。
可哀想、でも筆者がしてあげれることは動画を見てあげることくらいでしょう。
彼らは収益が上がる、筆者はドーパミンが出る、ウィンウィンじゃないですか。