こんにちは、ロデニの娘です。
またまたよくある質問を紹介したいと思います。
色々思うところあるのですが、今回一つ紹介したいと思います。
007シリーズ
筆者はダニエル・クレイグ氏の大ファンなのですが、
最近やっと最新のNo time to dieを
アマゾンプライムで見ました。
あまりに久しぶりだったので
「うぉっ、やっぱりみんな年取ってるー!」と言う感想や
映画自体の説明は今回は抜きにして、
なぜこれを英語を勉強している人へおすすめするかというと、
- 聞き取り易い
- セリフがそこまで長くない
- 言葉がそこまで汚くない
- 英国的会話の転がし方がみれる
と言うのが挙げられると思います。
見終わって、「結構いいとこ取りだな」と感心しました。
聞き取り易い
興味深いもので、
人によってイギリス英語とアメリカ英語、
聴き取りやすさが異なるようです。
単に慣れもあるでしょうし、
個人差なので気にすることはないと思うのですが、
今回No time to dieは
本当にはっきりと聞き取りやすいなーっと思いました。
CIA諜報員とのやり取りのシーンは
特にアクセントを比べられるので必見です。
セリフがそこまで長くない
ジェームズ・ボンドのイメージのなかに
「おしゃべりさん」はないと思うのですが、
他の登場人物の台詞も短いです。
Qでさえ新しいテクノロジーの説明を簡潔に済ませます。
が、短い台詞のやり取りであっても役立つ言い回しは満載です。
前Mのジュディ・デンチ氏は
わりと語数が多かったかもしれませんが、
やはりシリーズ通して一番の「おしゃべりさん」は
悪役(villain)ですね。
自分のやっていることの正当性を大演説するために
どうしてもたくさんの理由付けが必要なのでしょう。
とくとくと語ります。
そしてボンドはそれに対して何も言いません。もしくは短く、
「Right」
「お前なんて許せない!」とか熱の入ったセリフなんて
いつもクールなジェームズ・ボンドにはやぼ過ぎます。
言葉がそこまで汚くない
どこにでも毎語ごとにfour-letter-wordを散りばめる
米語映画と違ってMI6はお上品です。
けれどお上品なりに辛辣なところは辛辣です。
常に上から目線で
痛いところを効果的に最小限の力でズブっと突くのが
00部流でしょうか。
英国的会話の転がし方が見れる
なんともいえない、
よく言えばwitty、
悪く言えばちょっと皮肉の度合い高いっすね、
みたいな、毒舌です。
映画上そういう設定なのでしょうが
こういう会話のスタイルが大好きな人には
たまらないと思いました。
筆者はイギリスには
ヒースロー空港しか行った事がないので
実際こんな会話が普通に行われているかどうかは
定かではありませんが、
数少ないイギリス出身の方とお話しする時、
「イギリス人ってこうやって答えるのね…。」とよく思います。
慣れてない頃はよく混乱していました。
まとめ
アクション映画は
ストーリーがえてして明確なので
途中でロストすることはないと思います。
Dictationをして会話を文字化して復習してみるのも良いでしょう。
ただ、日本語字幕が結構意訳してあったので
「英語聞いて日本語読んで」と言う作業をすると
混乱を招くかもしれません。
けれど最終的には自分の好きなものを見るのが一番です。
好きなジャンル、好きな俳優、なんでもいいのです。
でないと映画を見ることが勉強になりすぎて
頭に入って来ない気がします。
勉強も楽しみながらすると長続きすると筆者は考えます。
シンプルに映画を楽しむのも良し!Enjoy!!
追記
筆者は007フランチャイズで
ダニエル・クレイグ氏のボンドが一番好きです。
あの顔が気になって仕方がないとよく友人に語ったものです。
この映画で彼はボンド役を降板したのでとても残念ですが、
ジュディ・デンチ氏が降板した時も
「彼女以上に誰がMできるんじゃい」とほざいていましたが、
今のM(レイフ・ファインズ氏)、しっくりきてます。
007フランチャイズは
役の交代を上手にしてるなと感心します。
クレイグ氏の初ボンド作も
あまりにセンセーショナルで
それまでのボンド映画のイメージを一新したと筆者は考えます。
次のボンド映画、何をやってくれるのでしょうか?楽しみです。