三重県鳥羽市にある鳥羽水族館。
展示されている生物の種類の数はなんと1200種以上、
日本一だそう。
スター選手はラッコ、ジュゴンなど。
アシカショーなども開催されています。
一方で、夫婦岩や二見輿玉神社の近くにある伊勢シーパラダイス、
正式名は伊勢夫婦岩ふれあい水族館みたいです。
※ここでは伊勢シーパラダイスで通します。
「距離感ゼロ」をキャッチフレーズに
体験型水族館として人気を博しています。
1日で両方行ってきました!
この記事は交通機関を使って伊勢・鳥羽を周遊した筆者の体験談を綴っています。
車で向かう人は始めをスキップしてください。
両水族館の概要
鳥羽水族館 | 伊勢シーパラダイス | |
---|---|---|
時間 | 9:30から17:00 | 9:30から16:30 |
料金 | 大人 2800円 小中学生 1600円 幼児3歳以上 800円 | 大人 2100円 小中学生 1000円 幼児4歳以上 500円 シニア 2000円 |
駐車場 | 隣接の立体駐車場500台 800円 | 館の前のTimesを使う(230台ほど) 土日祝・繁忙期 2時間800円、以後1時間毎200円 平日 3時間300円、以後1時間毎200円 |
まわりゃんせ | 対象 | 対象外 |
伊勢神宮参拝きっぷ | 対象外 | 対象外 |
みえ旅クーポン | 入場料は対象外 | 平日のみ対象・2024年3月10日まで |
再入場 | 当時のみOK | 当時のみOK |
季節によって時間やイベントが変わるので
ホームページでチェックしてください。
鳥羽水族館
〠517-8517
三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
0599-25-2555(代表)
伊勢シーパラダイス
〠519-0602
三重県伊勢市二見町江580
0596-42-1760
周遊の下調べは鳥羽駅にある観光案内所がベスト
筆者と今回の旅の友くるみ母は
車なし、全部伊勢神宮参拝きっぷを使って移動しました。
前日大阪から伊勢入りして赤福から始まり、
伊勢神宮を参拝、
おかげ横丁でちょこちょこ買い食いをして
伊勢うどんをすすりました。
外宮に行くために伊勢市駅で下車、道中に赤福があります。
本店とおんなじ味で、そこで食べた朝イチの赤福と苺大福がサイコーでした。
寒かったのでみなさんおしるこをいただいていました。
そして鳥羽に移って芭新萃(はなしんすい)で
大興奮の滞在をして鳥羽駅に戻ってきたのです。
芭新萃の送迎を待つ間翌日の下調べとして
鳥羽駅内にある鳥羽観光案内所に行って
お話を聞いてみました。
鳥羽の名所を知り尽くすスタッフ
常に動いているくるみ母を感心させたスタッフさん。
ものすごく的確で、無駄がなく、ポイントを押さえて
効率よく必要な情報を提供してくれます。
そこでバスの時間、バス停の場所も全部チェック、
彼女がこの日の行程を組んでくれたようなもんです。
鳥羽駅から鳥羽水族館までバスは通っているのですが、
筆者たちは歩きました。
10分くらいかな、歩ける距離です。
鳥羽水族館もホームページで歩けとあります。
鳥羽駅から歩いていくと
真珠で有名なミキモトさんが左手に。
海人さんの素潜りショーなどが見れるみたいですが、
今回は素通り。
時間も早かったのでお土産屋さんも
開いていませんでした(午前9時半くらい、開館直後)。
鳥羽水族館に着くと、
めっちゃ人がチケットブースに並んでました。
けれど効率性を重んじるくるみ母のおかげで
前夜ウェブでチケットを購入していた我々は
もみくちゃになっているチケットの列を尻目に
QRコードでさっと入場。
これ絶対にしておきましょう。
まわりゃんせを使っている人はここの入場料は対象です。
順路のない鳥羽水族館
日本で一人しかいない
水族館プロデューサー中村元(なかむらはじめ)さんにプロデュースされた鳥羽水族館。
鳥羽水族館では順路を設けていないので
フリースタイルで館内を廻ります。
なきゃないでしんどい
何となくの人の流れはあれど、
順路がないので歩きにくい面はあるでしょう。
この水族館は予習をしておくといいです。
なんせ展示されている生物の種類が日本一なので
見たいものに目星をつけておくほうが
方向性が掴めると思います。
ラッコのお食事やペンギンの散歩などのショーの
スケジュールも把握しておくと
いいかもしれません。
ショーのスケジュールはこちらから。
パンダ柄に弱い
筆者はパンダ柄が大好きです。
パンダも好きなんですが、
パンダ模様の動物はパンダより好きです。
筆者の亡きだらだらトルコうさぎのまいちゃんも
パンダ柄。
そんな筆者をパンダ柄のイルカが迎えてくれました。
ラッコのお食事のためにきたのに
そっちのけでスイスイ泳ぐパンダ柄のイルカに夢中。
まあ、ラッコは広島の宮島水族館で死ぬほど見たし。
見どころ
白菜をかめに取られるジュゴンも愛でて
ブルーの伊勢えびも愛でて、
iPhone14proのカメラすごい、って感心しました。
画像めちゃ綺麗。
カリフォルニア州モントレー水族館ほどではないにしろ、
大きな水槽の中を浮かぶように泳いでいるお魚を見ると
かなり癒されます。
筆者がおとづれたのは連休中日の土曜だったので
混雑していましたが、
鳥羽水族館は見応えあります。
特に変わった生物コーナー(へんな生きもの研究所)は
楽しめると思いました。
所要した時間
全部くまなく見るのなら3、4時間はかるく要ると思います。
筆者たちはショーを見なくて
3時間強はいたと思います。
他の人も同じ思いなので開館直後が混雑するのが
かんたんに想像できると思います。
ここの難点はレストランが2つあるけど
かなり待つこと。
ですから筆者たちは茶ーしばくために
館外にある小さなカフェに座りました。
偶然にもある人に土産話をすると、その人も鳥羽に行ったことがあって、
鳥羽駅の反対側にあるお土産街のレストランは海鮮が美味しいらしいです。
鳥羽水族館は当日限り再入場OK!
出る時に出口で透明のスタンプを押してもらいましょう。
このおしゃれなカフェは出口を出た右手。
いい意味でも悪い意味でも
水族館になじんでいるのでちょっと見つけにくいかも。
向かうは伊勢シーパラダイス(個人的にこちらが推し)
鳥羽水族館からCANバスで行く
鳥羽水族館を出たら左に向かいます(鳥羽駅の逆方向)。
立体駐車場のブロックを過ぎたら信号を渡って
左に曲がると、CANバスのバス停があります。
筆者たちが利用した「伊勢神宮参拝きっぷ」には特急をのぞく電車、バスが乗り放題ゾーンがあるのですが、CANバスは対象外。
主なICカードは使えます。筆者はICOCAを使いました。
まわりゃんせでは対象です。
CANバスとは伊勢近辺を周遊するバスのこと。
普通のバスがブルーでペイントされています。
鳥羽駅の観光案内スタッフさんが言った通りに
バスがやってきて乗り込みます。
夫婦岩・伊勢シーパラダイスのアナウンスが聞こえたら
下車(10分くらいだったかな?)。
シーパラダイスは伊勢夫婦岩めおと横丁(お土産物屋さん街)の
1番右っ側にあります。
下車したら向こう側に渡ります。
距離感ゼロの伊勢シーパラダイス
筆者たちは芭新萃でもらったみえ旅クーポンで
入場料を払いました。
チケット売り場のかまえは割とアナログで
カウンターというよりは、レジ。
2つあります。
シーパラダイスも同日なら再入場可能!
チケットは捨てずに持っておきましょう。
アットホームな雰囲気
中に入ると、鳥羽水族館とは違い、
こども自然科学博物館
みたいな感じ。
ペンギンがいるので
動物園の匂いがします。
無料の体験型イベントがものすごくある
かめやモルモットなどの展示を過ぎていくと、
外でカワウソと握手やゴマフアザラシを触ったりと
イベント盛りだくさんです。
本当に距離感ゼロでした。
ここのスタッフの手際の良さもサイコーです。
順番が来る前に筆者の電話を持って待機、
順番が来たらええ感じで撮ってくれました。
有料もある(大人気でした)
館内にはタツノオトシゴの展示が多く、
なんと、触れます。
300円でタツノオトシゴが指にくるくるっと
巻きついてくれるのを体験できるんです。
他にもムツゴロウを触ったり、
ドクター・フィッシュに突かれたり
本当に距離感ゼロ。
館内にレストランや食べ物が売っている売店はない
大きな水槽の前でごろっと横になれる
リラックスゾーン(海底ごろりんホール)もあったり、
展示の水槽の周りに椅子が置いてあったり
コーヒーテーブルがウツボの水槽になっていたり、
工夫が満載です。
伊勢シーパラダイス館内にレストランはありません。
でも食べ物持ち込みOK!
海底ごろりんホールでお弁当を広げたり、
一旦館を出てめおと岩横丁で何か買ってここでごろごろできます。
ですから紙の入場チケットを無くさないで!!
小学生くらいのお子さんには
夢のような場所だな、と思います。
もちろんはしゃいでいた大人も見かけました。
すごい展示を見た鳥羽水族館の後
体験型伊勢シーパラダイスに来て、
よかったな、と思います。
逆だったら鳥羽水族館で退屈してたかも。
これは人それぞれでしょうね。
鳥羽水族館よりも小さいのですが、
もし全部のショーを網羅したいなら
同じくらい時間は必要かと思います。
旅が終わった翌日
くるみ母が「セイウチが妊娠したらしい」と。
また見に行きたいな、と思いました。
セイウチってデカいんです。
鳥羽水族館で見たアシカも想像以上にデカかった。
夫婦岩・二見輿玉神社を参拝した後
体験型伊勢シーパラダイスをエンジョイした後、
夫婦岩・二見輿玉神社を参拝。
シーパラダイスから夫婦岩・二見輿神社へは
めおと岩横丁を通り抜けていくと鳥居が見えてきます。
この記事では夫婦岩・二見輿神社を割愛させていただきました。
人気のかわうそくん焼きをいただく
普段は食べないたい焼きのカワウソバージョンも食べ、
プリンおみくじを引き、
お土産を買ってもまだバスの時間まで時間があったので
どっか座りたい
でも座る場所はバス停から離れる
そこで利用したいのが
伊勢シーパラダイスの再入場です。
筆者たちはバスの時間まで
シーパラダイスのウツボカフェで
時間をつぶしました。
なんだかんだ言って伊勢シーパラダイス、
夫婦岩、二見輿玉神社あわせて
3時間半はいたと思います。
終わりに
両水族館ぜひ行って体験して欲しいです。
ですからあまりお魚さんの画像や情報は
綴りませんでした。
無理に両水族館1日で廻らなくてもいいでしょう。
正直、鳥羽水族館では展示が多いので
お腹がいっぱいになってしまう人もいるかもしれません。
言うなれば鳥羽水族館はマリンライフの美術館でしょうか。
ゆっくり見たい人は週末や祝日は避けましょう。
雨は特に問題ではないのですが、
伊勢シーパラダイスは屋外での展示や
アトラクションもあるので
理想は天気の良い心地よい季節です。
でも、伊勢シーパラダイスには傘があるので
屋外に行く時はそれを使ってもOK!
是非足を運んでみてください。
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