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【トルコ料理】クランベリービーンズの煮込みレシピ。簡単。

クランベリービーンズ CULTURE
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最近ハマってしまっているバルブンヤことクランベリービーンズ。
日本ではうずら(うづらとも)豆と呼ばれています。

食物繊維が豊富で、豆といえばベジタリアンにとってはタンパク源。
健康食材です。

今回はきちんとレシピをご紹介します。

エーゲ海を臨むアパートに1ヶ月住んで思うこと
ものすごくいいです。毎日バルコニーでエーゲ海を見てるわけではないけれど、すごく、癒される。1LDKの間取りは筆者にはちょ

日本ではおそらく新鮮なものは買えないのではと思いますがアメリカやヨーロッパ諸外国では手にはいると思います。
育種国がコロンビアなのでラテンアメリカでも手に入るでしょう。

日本のみなさん、悲しむことはありません。
なんでも手に入るAmazonや楽天市場でポチれば問題なし。
乾燥ものや水煮が売っています。

いろんな国のレシピを見たのですが、往々にして同じ。

なんとなくのトマトベースでコトコト煮る、というのが基本です。

そして食べた感想も筆者と一緒、「金時豆」でした。

お国違えばそれぞれの個性が出るのでしょう。
色々試してみたいです。

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材料

クランベリービーンズ(バルブンヤ)500g
ジャガイモ 1個
にんじん 半分
玉ねぎ 小1個
にんにく 小2かけ
トマトペースト(ドマテスサルチャス) 大さじ2か3
トマト 1個


砂糖
水(お湯)

にんじんをたくさん入れすぎないほうが味がまとまります。
クランベリービーンズに対して
ジャガイモやにんじんが脇役になる比率が良いです。

工程

クランベリービーンズを下ごしらえする

※乾燥のものを使う場合前の日の晩から水につけて戻しておきます。
パッケージを読んで工程に従ってください。

クランベリービーンズをさやから外します。
めちゃくちゃ可愛いんですが、
火を通すと地味に濃いベージュになってしまいます。

乾燥ではない新鮮なものでも
塩水に漬けろとレシピがあるのですが、
筆者ははしょりました。

さやから出したクランベリービーンズを塩水でゆがきます。
水から始めて、豆が柔らかくなるまでゆがきましょう。
この工程で手を抜くと、
えぐみ成分が抜けきれないのでえぐみが残ってしまいます
しっかりゆがいて必ず齧ってえぐみの抜けを確認してください。

ゆがかれたクランベリービーンズ

えぐみが抜けたらザルに取ります。
ザルにあげる時、ゆがいた水が黒くなっているのがわかると思います。
また火を通すので冷水をぶっかける事などする必要はないです。

缶詰を使う人はこの工程はしなくて良しです。
缶から出したビーンズをザルにとって水洗いします。

クランベリービーンズをゆがいている間

野菜を切ります。
全部ダイスです。(日本語は一口サイズ?)
豆より小さいほうが食べやすく、トルコ人に好まれます。

玉ねぎはでかいみじん切り、細かくする必要はありません。
同様にニンニクもみじん切りにします。

同時にお湯も沸かしておきます。

どうでもいいで済まされない話

ピーラーは、DAISOが一番です。
世界中のいろんなところの高級なやつを買いましたが、DAISOがベストです。

筆者が使っているのは今回日本から持ってきたセラミックの歯のやつ。
アングルが思ったより直角に近い角度でないとええ具合にむけないけれど慣れたら切れ味最高です。

\超オススメです/

玉ねぎを炒める

多いぞ、と思うくらいの油を
お鍋(圧力鍋のほうが良き)に入れます。
(筆者は大さじ4は入れたと思います)
あったまったら玉ねぎを投入。
木のスプーンでかき混ぜて炒めます。

何気にいたまったらニンニクを投入。
スプーンを5、6回かき回したらトマトペーストを入れます。

筆者のコンロはパワーがないので
火力はこの時点では強火ですが、中火くらいが良き。

トマトペースト(サルチャ)を炒める重要さ

西洋のレシピあるあるの「サルチャをお湯に溶かす」は邪道と考えます。

筆者もやったことがありますが、
ここはトルコにアジアになってもらう必要があると考えます。
中華で豆板醤を炒めるのと一緒、あれで風味が倍増します。

トマトペーストを加えられた玉ねぎ

サルチャから分離して出てくる油が
インドのカレー作りを思い起こすこの工程だけは
トルコ料理は世界の三大料理」じゃのお、と思わせます。
これがルゥの概念なんだろうと考えたりもします。

楽し。

で、サルチャ、玉ねぎ、ニンニクが混ざったら
ジャガイモとにんじんを入れて軽く炒めます。
※ですからサルチャ、玉ねぎ、ニンニクを炒めすぎないよう要注意。
味がくどくなります。

ジャガイモとにんじんに火が通ったらクランベリービーンズも投入。

かき混ぜます。

ひたひたより少し多めのお湯を入れる

野菜たちが浸水したら塩を入れます。
サルチャにも塩分があるので味見をしながら入れましょう。

そしてお砂糖も投入。
筆者はチャイに添えられる角砂糖を1個半入れました。
よく混ぜてさらに味見をしてバランスを整えます。

基本弱火よりちょっと強めで煮込む

蓋をして煮込みます。
じっくりゆっくり煮込まなくても美味しくいけます。

味見をしてできた、その時が完成です。

クランベリービーンズの煮込み完成品

熱々を食べない

出来立て、がベストタイミングではないと筆者は思います。

ちょっと休ませて、馴染ませるとさらに良くなります。

筆者は常温で食べるのが好きです。
常温まで冷ます過程で水分を吸うので
汁気が多いほうがいい人はあまり汁気を飛ばさないように
煮込む必要があります。

パセリを散らしても美しいです。

終わりに

アレンジ、代用は無限にあると思います。

けれど肉やブイヨンは入れずに
ヴィーガンでやったほうがスッキリと美味しいと思います。

結構煮込むので、
玉ねぎとニンニクを炒めすぎない、
ジャガイモは煮崩れしないものを選ぶなど
注意が必要ですが本当に簡単です。

料理研究家でもなんでもありませんが、
美味しくできたのでみんなに試して欲しいと思い、
レシピをまとめてみたのですが、

写真撮りながら調理するの結構大変じゃ。

トルコ料理をお家で試してみてはどうでしょうか?

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コメント

  1. まむし より:

    床下収納に収めていてついつい忘れてしまっていた缶詰バルブンヤの存在を思い出し、そういえばロデニの娘さん美味しそうなの作っていたなと改めてレシピを読み返しました。参考にさせてもらいます。今週末くらいに作ろかな。

    >西洋のレシピあるあるの「サルチャをお湯に溶かす」は邪道と考えます。

    これなんですが、やる料理もあるんですね。テプシで焼く肉料理などはじゃげーもたまねぎ人参などを並べてオーブンにぶち込んで、仕上げに湯でといたサルチャをぶっかけます。料理上手な船乗りイボさんや夫のお兄さんもやっていたので、夫ひとりの独断ではないと思います。オーブン料理だったらスーピーなものかけないとカリカリになるしね。

    • ロデニの娘 より:

      言葉が足りていませんでした。

      そういうレシピがあるのも存じております。ここで申し上げたかったのは、スルイェメイでの話です。
      わしがまだアメリカにいた頃、見かけたレシピはほぼ、スルイェメイをする時も水溶きサルチャを入れてる方法だったんですね。けれどこちらで見るレシピはほぼサルチャを炒めてのを見かけます。
      まむしさんが申し上げなさったのはサルチャソスかと思われます。わしもパトルジャン・ケバブでやったことがあります(ちょっと違うか、最後にぶっかけじゃなくてぶっかけてオーブンに入れたから)。
      いろんな使い方がありますよね。

      サルチャを炒めるのって、トルコだけじゃなくて、イタリアもトマトペーストを炒めるらしく、なんか世界は何かしら繋がってるなぁと思う次第です。
      これがおそらく我らが理解している「ルゥ」かなぁと思う次第でございます。
      一番初めにやった人に感謝です。

      わしのこの間バルブンニャ作りました。美味かった!
      こうしてお料理に勤しむと、忘れもんした、ダイソーのピーラー持ってこんかった、とかふつふつを思うところもあるのですが、久々にお料理するので(今は)楽しいです、はい。

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