こんにちはロデニの娘です。すっかり秋めいた空気のエーゲ海沿岸からお届けするお話は筆者の引っ越しについてです。よろしければ最後までお付き合いください。
ミニマリストだと思っていた錯覚
以前もお話ししたように筆者のアパートは広いです。それに加えて家具だのなんだのをあまり置きなくないのでいつもお家はがらんとしていたと思ったのですが、今回引っ越しを経験して自分がミニマリストだったという認識を撤回しないといけないとひしひし感じました。こんまりこんまりと唱えながら捨てた服の大半は一回も袖を通していないものばかりでしたし、なんやかやとまあ沢山物が発掘されては捨てられていきました。使えそうなものは知り合いにあげたりとどんどん物をはかせていきます。もちろんばなな君も手伝ってくれたのですが、彼も彼で住み込み先から別の仕事場に移転、その引っ越しもあって同時多発引っ越しな日になってしまったのです。引っ越し屋さんを頼まないにしてもレンタカーしようと筆者が提案すると
それはあまりにも楽観的かつ希望的観測だと思うよ。家来たことあるよね?タクシーは無理っしょ
当日筆者がまとめた家財道具を見て即顔を曇らせてしまったばなな君であります。あえて言うたやんとは言わず見守っていたのですが、彼なりに解決策を見つけて一生懸命引っ越しを完了。(結局でかいトラックを呼びました)
男性はマルチタスクが苦手と聞いたことがあります。医学的にも男性の脳は女性の脳と比べてそういう分野では秀でないとあったと思うのですが、まあ、ばなな君、本当に段取り悪いです。多分頭の中がわーっとなってミニパニックになっているのだろうと思いました。こんなど田舎に住んでいればマルチタスクを求められることなんてないだろうし、段取り悪くても時間が過ぎるから逆にいいみたいな考え方なのかもしれません。段取りちゃんと踏めばスムーズにできるのにそんなこと思いもつかないんでしょうね。けれど筆者がこうすれば?というと少し咀嚼した後ちょっと改訂してこれで行こうと決断。何もないところからアイディアを生み出すのは苦手だがあるものは改訂が上手にできるやつです。まあ、ここではこれについては触れないでおこうと思います。
終わりよければすべてよし
あとは筆者の最後の最後のパッキングで終わりとなりました。すっからかんのアパートで二人と一匹は疲れ切ってぐーぐー寝たわけなのですが、お互いトンネルの向こうの光が見えたようで、やれやれだったけど次へのステージを見ている感覚があって心地よかったです。プロセスは決してスムーズではありませんでしたがマヤがみんなの心を癒し笑わせてくれて本当にこの子には感謝です。
終わりに
ちょうど天秤座の新月にこんなことが起きて、次へのステージに向かっているんだなと感じました。それまでにあった辛いことはなかったことにはできないけれどここは水に流して前に進むしかないと強く思ったのでした。
皆さん新月のお願いをしましたか?せずにギャーギャー言ってはいけません。ただ書くだけだからやってみてください、素敵なことが叶うかもしれませんし気に入らない誰かを抹殺できるかもしれません。