現場で見かける英会話習得に励んでいる人、
そして伸び悩んでいる人は以下のをやってみるといいかもしれません。
言葉(単語)が出てこない人
いきなりシャドーイングが無理なら音読から
シャドーイングはリスニングとスピーキングを同時に訓練できるのでおすすめな学習法ですが、初心者さんにはハードルが高め。
そんな時は優しい内容でもいいので音読してみましょう。
ゆっくりでもいいのです。
自分の声を聞いてその声で理解をするようになるとベストです。
できるようになったら速度を上げていきます。
この時に発音練習をしてもいいと思うのですが、
それを盛り込むととても時間がかかるので、
発音に注力するよりも流暢さにフォーカスし、
語順を自動化します。
小学校の国語じゃないですが、
地味な繰り返しの音読がやがて花開くので頑張りましょう。
慣れてきたらシャドーイングに挑戦してみてください。
カタカナ英語(母音ヘビー)を解消したい人はカラオケがおすすめです。自分の好きな歌を選んで歌えるようになるまで練習します。日本語のように全てに母音をつけて歌っていると間に合わないですし、日本語独特の平坦な音から英語独特の抑揚が養われると思います。
ズバリ、洋楽に興味のある人は発音やリズムがいいです
ゆっくりな曲を選んで歌詞を読みながら始めてみましょう。
好きな曲が速いなら減速できるアプリを使うのも一考です。
(※music speed changerで検索。)
便利だなぁ、世の中。昔はカセットと明星の歌本で一生懸命マドンナの「Like a virgin」練習しましたよ。
「ほにゃらら」ってなんて言うんだ?の人
自然な言い回しが知りたいならネイティブから盗む
ぼちぼち単語も覚えたし、文法も基本は抑えた、
でも気の利いたちょっとしたフレーズをまだ未開拓な人は
自分の好きなトピックの本を読んだり動画を見てみましょう。
筆者もお料理番組やお料理雑誌でボキャブラリーを増やしたものです。
ことに会話中の相槌の打ち方、
それこそHow are you?と聞かれた時の返し方、
How are you?以外の聞き方などなど
、色々あると思うのですが、
こればかりは教科書や参考書も全てカバーできません。
生の会話を聞くのが一番良いでしょう。
おすすめはトークショーやインタビュー
AmazonプライムやNetflixで映画やドラマを見るのもいいのですが、
本当に「生」を見たいのならトークショーやインタビューがベターかもしれません。
映画やドラマはアドリブでない限り台本に基づいていますから。
アメリカでしたらLate ShowとかEllen DeGeneresとか、色々あります。
テンポの速い「徹子の部屋」や「笑っていいとも!」を想像してもらえたら、
そんな感じです。
ホスト(司会者)のツッコミが絶妙なのでゲストのリアクションの勉強になるでしょう。
プレゼンをするならネイティブ用のプレゼンチュートリアルを検索
仕事で英語でプレゼンをする(聴く)という場合は
プレゼン動画を見て流れやプレゼン故の言い回しなどを
インプットしていきます。
TED Talkが有名なところですが、
プレゼンテイターによっては下手くそな人もいるので
(内容はいいけれどプレゼン力が乏しいということ)
色々見てみる方が得策です。
始め方や終わり方など参考になると思います。
が、内容が深いものが多いので字幕付きで見るもありだと思います(個人的には英語字幕を推奨します)。
終わりに
Japan人は読めても喋れない、という事実の裏側には
色々な理由が研究されているのですが
筆者が思うにやはり「話す練習不足」と「インプットが足りない」に尽きると思うのです(プラス完璧を求めすぎている)。
長年英語学習をしている人はこんちきしょーと吠えるかもしれません。
しかし仮に小学生1年生から始めて
633で12年の学校での英語の授業だけは
マスターするための十分な情報はインプットできない、ということが
研究結果として発表されていました
(だから自分を責めないでください)。
普通で申し訳ないのですが
継続してインプットの量を増やしてアウトプットで確固たるものにする、しかないようです。
地味な作業は目に見えにくいのですが、
必ず成長が見える日が来ると思います。
(だから海外旅行に行ってください。英語講師はやっぱり優しいですから現地で揉まれましょう)
頑張ってください、応援しています。